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4月22日(水)
2009年04月22日(水)
昼間はもはや無用の長物となった介護認定審査会、夜は、在宅医、腫瘍内科医、ホスピス医が一同に集う画期的な合同勉強会「抗がん剤はいつまで続けるのか?」がインド料理屋さんで開催
昼休みにもはや無用の長物となった、本年度第1回目の介護認定審査会に出席しました。今夜、私が全国版在宅医メーリングリストに投稿した原稿です。ちょっと過激でしょうか。
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日本中の事務方が泣いています。
4月からの新認定方式で、介護度が下がる方が出てきていますが、
先週、「本人家族の希望があれば現行どうりでいい」という通達が出ました。
先週から、認定審査会では(私も審査委員)
「自動判定では、要介護3→1、認定委員会も同意見。しかし本人希望により
要介護3のままでいきます」という症例が何例か出てきています。
患者希望の通りなら、わざわざ審査委員会を開催する理由はありません。
審査委員会は無用です。税金の無駄使いです。
自動判定が公平で、標準化も図れます。
不完全ならソフトをさらに工夫すればいいのです。
人間のバイアスでわざわざ分散化させた情報を、再度標準化をさせて、
最後には患者希望を採用する。ナンセンスの極みです。
再審、疑義事例だけを審査すれば充分。
更新も必要時で充分。
ついでに要介護度も3段階ぐらいで充分。
莫大な税金の無駄使い。
選挙対策のバラマキでしょうか?
手引きテキストも、大臣の発言のたびに作り直し。
そんなお金があるなら、介護職員の手当に回して欲しい。
現場にいるとナンセンスさがよく分かります。
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