クリントイーストウッド主演の「グラントリノ」に感動

　今日は、ある在宅患者さんに教えて頂いた、「まつおかさわこ」さんを御影の画廊に尋ねました。画集「しあわせの１３粒」の原画が展示されていました。初めてお会いしたまつおかさんは、さやしいオーラを発散していました。彼女の作品のイメージは大好きで、いつか彼女の作品と再会したいと思いました。

　
　神戸でＧＷ映画を２本見ました。「おくりびと」を観て以来半年ぶりの映画です。クリントイーストウッド主演の「グラントリノ」は、とても渋くて深い満点の映画でした。ベトナム戦争で人を殺したトラウマに悩まされながら生きてきた老人は、見事な頑固ジジイでした。戦争の悲惨さ、多国籍国家の現実がうまく描かれていました。クリントイーストウッドの最後の作品になるかも知れないと言われているこの作品。彼の超渋い演技には感じるものが確かにありました。特に最後に流れた超渋い歌は圧巻でした。この渋さは男性にしか分からないのでは？と危惧しました。明るくなると、なるほど年配の男性が多かったので納得。２本目の映画、「バーンアフターリーデイング」は、イマイチでした。