人工呼吸器をつけたＡＬＳ（筋委縮性側索硬化症）の患者さんが在宅へ帰ってきました。 医療は在宅主治医２名。訪問看護ステーション２件、介護はケアマネ１名、要介護５全部と障害者自立支援法でのヘルパー事業者２ヶ所の責任者など。ざっと数えただけでも１０名くらいのケアスタッフが勢ぞろいしました。これから医療ニーズと介護ニーズが最高である患者さんを在宅で看ることになります。気が引き締まります。当院には呼吸器に詳しい医師（救急専門医）が２名もいますので心強い限りです。 　今週は尼崎看護学校の１年生が実習にきています。初日の今日は、私の外来を見て頂きました。アーリーエクスポージャーと言って、最初から現場を見た方が勉強のモチベーションが上がるのです。数年前から尾崎校長の発案により尼崎看護学校で取り入れているこの素晴らしいいアイデアを何故、医学部が真似しないのか不思議でなりません。