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昼間の腸閉塞でも受け入れ不能。大腿骨頚部骨折患者さんは自力脱出退院。
2009年09月07日(月)
午前の診察で腸閉塞の患者さんがおられましたが。これまた入院先を探すのに一苦労しました。市内の基幹病院には断られ、市外の大学病院に一旦受診するも入院は断られ、結局、2時間後に遠く離れた病院に入院できました。日常診療の中で「外科医不足」や「医療崩壊」を実感します。
一方、2ヶ月ぶりに大腿骨頚部骨折患者が自力脱出退院され自宅に帰ってきました。家族曰く、いつまでたっても寝かせきりなので「家に帰したい」といえば「ああそうですか。じゃあ帰ってください」と言われたので帰ってきたそうです。「こちらから言わなかったらいつまでおらされるのでしょうか?」とつぶやいていました。私は心の中で「死ぬまでかもしれませんよ」とつぶやきました。
入院も大変なら、退院も大変です。なにかおかしいですね。本来は簡単に入院でき、素早く自宅や介護施設に移す病診連携を作らなければいけないのですが・・・。
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