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  ネットマガジンに私は「企業のインフルエンザ対応への提言」について書いていますが、自分が産業医をしている企業から、「家族がインフルエンザにかかったと」緊急の相談が入りました。また全国の何人かの知らない医師から毎日、色々な質問が来ます。

   「症状がなければ原則出勤しても構わない」といくら説明しても、衛生スタッフはなかなか納得されません。「万一、ウイルスが会社にばら撒かれたら困るから・・・」と反論があり、あとは禅問答になります。舛添厚生労働大臣の水際対策のイメージが、国民の脳裏に焼き付いています。私はフライデーという雑誌で彼を批難しましたが、いまでも罪は大きいと思います。間違ったイメージを国民に植え付けた罪と、騒ぎを選挙に利用した罪です。