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実にいろんな講演を頼まれます。新聞や雑誌に連載してくれとも言われています。ありがたいことです。診療に支障が無い限り喜んで引き受けています。売れない吉本の芸人のようです。１日がかりの講師依頼も増えてきましたが、診療だけは休まないように調整しています。大きな講演の後も必ず在宅を回っています。まるでホームに帰ってきたかのように。

これもそれもネット社会のお陰です。私はＩＴが嫌いで、数年前まで、「俺は一生、メールなぞやらない」と決めていました。しかしやってみると案外便利でした。今では在宅スタッフとの連絡もメールやメーリングリストで行います。自分でも変わったものだと呆れています。ネット社会に生きているのも、「ネットさん」と何かのご縁なのでしょう。

もしネット社会に生きていなければ、絶対こんなブログも書いていません。しかし、こんな私でも簡単に発信できることを知ってしまいました。医師会のエライさんでも、大学キョウジュでもない、ペテン師開業医が発信できることなぞ、たかが知れています。しかし現場にいること自体、発信するモチベーションになっています。