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お腹の炎症に抗生剤を使用したら薬疹らしきものが出ました。薬疹の疑いがありますが軽度です。しかしこれを紹介状に書いたのがそもそもの間違いでした。病院の地域連携室から何度も電話がかかってきて、今度は内科ではなく皮膚科への紹介状を書いてくれといいます。ごった返す外来の中、思わず「もういいです」と切ってしまいました。

昨日、本日とお願いした別の基幹病院にも断られました。患者さんをすでに２時間以上、待たせています。平日の昼間に急病の緊急入院が出来ない現実。都会の中の医療砂漠にいます。

紹介状を２通書いて２時間後に断られることもあります。入院に半日、特に２４時間以上かかる場合もあります。勝手に救急車を呼んでギャーギャーわめいた方がいい病院に入れます。

医療崩壊とは病院崩壊、そして連携の崩壊。やがては診療所崩壊に向かっています。

患者さんには是非知って頂きたい。なかなか希望の病院に入院できないことが往々にしてあることを・・・。そしてこれはタライ回しではないことを。