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「夢のようです!」
2010年03月28日(日)
「夢のようです!」とは、患者さんのご家族がテレビカメラの前で吐かれた言葉です。一昨日は、またまたテレビの密着取材でした。幸いにも取材OKの在宅患者さんが見つかりました。OKどころか「私も言いたい」と言い出したのには、驚きました。
病院では鼻からチューブを入れたり胃ろう栄養ばかりで、例によって「一生、食べれません」と説明されていたけど「エイヤ」と帰ってきました。まあ家に帰ればしめたもの。さっそく食べさせました。家族は大喜びです。
介護者は言い続けました。自らも病魔に侵されているのに・・・。「在宅医療っていう素晴らしい世界があることをテレビでみんなに言いたい。1年で見違えるほど元気になった。訪問リハビリもスゴイ」と。「家に帰っていなかったら今頃死んでいたでしょう」とも。
決してヤラセではありません。ここまで言うとは、内心私も驚きました。しかしテレビ局の今回のテーマは「診療報酬改定」です。しかし、在宅医療についてもしっかり報道してくれたらいいのに、と思いました。
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この記事へのコメント
「エイヤッ」この響きが好きです。
沈んだものを祓いつつ蘇生力を兼ね備えているような言霊の響きがあるのではないでしょうか。
それにしても自宅の蘇生力も本当に凄いです。
私も去年の今頃はまだ長尾クリニックにご縁がなく、母といつ今生の別れかとかみしめつつその場限りの介護を続けておりましたから。
私が尼に行けるのはパッチシールの痛み止めと同じように週2回、でもその間365日在宅のお世話があるので安心して通えています。
「じゃぁ次は金曜日ね、先生の往診あるよ。」ナドと言って握手して帰るとき必ず母は「3日死なんように生きてる。」と言ってくれます。しかし「3日死なんように生きれる」のは長尾クリニックによる在宅医療とロータスオデオンの介護サービスのお蔭様以外他ありません。テレビ放映は4月2日ですよね。楽しみに見させて頂きます。この方が満足のいく在宅医療を受けられて本当に良かったです。
買い物ついでによる氏神さまには「今日も親を生かして頂いてありがとう御座位ます」「全ての皆様を生かして頂いてありがとう御座位ます」と必ず感謝の参拝をしております。
Posted by チズ at 2010年03月28日 01:14 | 返信
連投失礼いたします。そういえば去年の今頃は週に5回以上往復4時間かけて介護に通っていました。そして自分の家はほったらかしのメチャクチャ状態になりました。やはり何かが犠牲になるのは良くないです。
今はバランスが取れています。本当にありがたいです。
Posted by チズ at 2010年03月28日 01:20 | 返信
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