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医療・介護の連携など絵餅と感じた午後
2010年04月25日(日)
日曜の午後になると毎週、信じられないようなことが次々と起こります。
独居の在宅患者さんが、2,3日前から嘔吐して食べられないという連絡が
ヘルパーさんから入りました。外部のケアマネさんに相談したら、
「救急車呼んで」と言われたそうですが、思いだして私に電話をしたそうです。
昨日(土曜日)の朝から具合が悪かったそうです。
どうして医療側に言ってくれなかったの?とヘルパーさんに聞くと
「医師に連絡したら、大抵、怒られるから」とのこと。
本人は目が見えないため電話できません。
間が悪く、介護者が丁度入院したばかりでした。
さっそく緊急往診しました。
「死んでも入院したくない」と、いつもと同じように強く言われます。
さっそく訪問看護師さんに点滴をしてもらいました。
ヘルパーさんから見た医師像とは、
「電話をしたら怒られるひと」だそうです。
医療介護の連携など絵餅と感じた午後でした。
情けない・・・
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この記事へのコメント
確かにヘルパーさんに連絡されたら激怒される先生がいらっしゃいます。
わたしも経験あります。非常に嫌な思いです。
対策方法として連携のとれやすい訪問看護さん(24時間体制)に直で連絡してもらっています。
先生は確かに怖いです。
先生方の私達への信用が全くないのです。
お互いが歩み寄らないと、勇気を持って。
私は先生に差し支えのないように言葉を選んでお聞きします。
こちらが必死であると感じてほしいのです。
福祉の方々にももっと勉強してもらって鍛えていっていただかないといけません。
仕事は正面から逃げずに利用者様の為に向かっていかないといけません。
人材育成が追い付いていません。
Posted by 山崎裕子 at 2010年04月26日 11:35 | 返信
同業者として、まったく恥ずかしい話です。
こんな医者は、そっと教えてください。
ケアマネのブラックリストに載せてください。
医師も、とんでもないケアマネのブラックリストを作りましょう。
そして、「朝まで生テレビ」で、ブラックリスト同志を呼んで
ガチンコ議論してもらいましょう。
要するに、おたがい、もっと腹を割って話せば、何かが変わる、と思います。
Posted by 和 at 2010年04月28日 01:06 | 返信
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