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介護保険を見直そう!

2010年05月10日(月)

10歳に成長した「介護保険君」ですが、将来を見とおして
見直す時がきました。 改定は2年後です。
手直す点が沢山あると思います。
みんな思っているけど、誰も言わないのは、間違いです。
諦めていては、将来、困るのは自分自身です。
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 40歳から保険料を払っているのに、40~64歳は15の特定疾患だけしか
適応されないのは、病気による差別だと思う。

要介護認定など、不要ではないか?
認定調査をする調査員が、その場で切符を切るように
項目を入力して、松竹梅ぐらいで判定すれば」充分。

浮いた報酬をケアマネ報酬に回す。

医師の意見書は、病名と認知症の有無だけにする。

ケアマネの独立性・中立性を高めて、高い倫理観で、
問題のある事業所を、指導する側に回るべき。

医師との連携はもちろんだが、
ケアマネとの連携を嫌がる医師は、
医師会に頼んで指導してもらう。

介護施設に、現在のようないくつもの区分は必要なのか?
基本的に、居住系を主体として、医療は外づけにすべきではないか?
もちろん、訪問看護も。

小規模多機能をもっと使いやすい制度にして普及させる。
これが地域のスタンダードになれるよう、もっと工夫する。

2年後に向けて、もっと考えて行きましょう!

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

ケアマネや介護などのお話は私は患者なので
よくわかりませんが、先生が率先して主張を
なさったのだからきっと私が病院内で居心地
が良いという事は先生の改革がまた良い感じ
な意見なのだろうなと思います。
何かネットはたくさんの人とつながっているの
で少しでも良き理解者さんとつながれば良いですね。

今日は、ほがらかに笑うゆったりした
タヌキさんが可愛いと言いたくて、
コメントしました(これが私の目的)。
イメージはやっぱり「和み」を連想しました。
真面目なお話しの主張なのにこのタヌキさん
は少し主張を癒す役目になっているかもと
思ったのは私だけかな・・・?きっとこれも
院長先生の楽しませてくれるブログでのサービス
なんでしょうね。

Posted by St**yminmin at 2010年05月10日 07:13 | 返信

「人件費率」が70%近い「介護業界」・・・ 特異です。

「居宅系」はともかく「施設系」の労働報酬額が「現場」がおおよそ「額面20万」・・・が「施設長等」の経営サイド側は 一般職並の報酬を得る・・・。

事業所の「介護報酬収入」額から、「使」側を差引いた残りを「労」側に分配する(勿論、これが資本主義経済・自由主義社会の根本ですが・・・)    その「分配率」が問題ですね。

この業界、所帯を持ったら 男子がその後の生活を維持する為に「寿退社」をせざる負えない世界・・・ちゅうのも可笑しな・切ない話ですね~(まだ、医療業界の方がマシ?!)

小生の事業所に「介護系専門学校生」が「実習」及び「インターン就業」の形で、職員として来て下さってますが、彼らから 逆に学ぶ事も多く、 故に 彼らの世代の為にも「今から」インフラを整えてあげて「声をあげて」変革しなければと思います!!

「小規模~」も、国策としてスタートし「小規模~」が増えて機能しだせば「通所介護(デイサービス)」は淘汰され 少なくなる! ・・・ とのたまっていました。

んが! 現実は「デイ」が増殖し続けてます・・・(驚愕)

何じゃ、 そりゃ・・・ てな感じです。

ガォオオオオオ~~!!

Posted by 駆け込み寺 at 2010年05月10日 08:57 | 返信

駆け込み寺さま、長尾です。
まさに、「小規模多機能から、介護の変革が始まる」です。
ここが原点。
経営者も一緒になって汗を流している。
素晴らしい!!!
医学教育も、介護教育も、ここから始まる。

医学生の「おきざり実習」にご協力いただけませんか?
朝のデイのお迎えの車に一緒に乗って頂き、施設に着いたら
要介護5の人の部屋に学生を「捨てます」。

夕方になれば、「自分はいったいなんの役にたつのか」考えます。

是非、ご協力ください。

そして、医学部の臨床教授にも全員、この「置き去り研修」を
義務付けましょう。
そうすれば日本の医療は変わります。

決して冗談ではありません。

Posted by 和 at 2010年05月11日 01:56 | 返信

駆け込み寺さ~ん♪ブログ開設おめでとうございます!
5月9日のコメントのお名前をポチしたら無事たどりつけました。
さっそくお気に入りに入れさせて頂きました。
これからも大いに吠えて下さいませ。で、あのようなつぶらな瞳で・・?
(なんでこっちに書き込むねん?←自分)

Posted by チズ at 2010年05月11日 07:51 | 返信

チズ さまへ。

有り難う御座います。
恥ずかしながら 立ち上げてしまいやした・・・

できるだけ、内容の濃い「メッセージ発信系」ブログに育てたいと思っています。

可愛がって やって下さい(笑)

Posted by 駆け込み寺 at 2010年05月11日 01:26 | 返信

お疲れ様です。

「おきざり実習」??!!
マジで、そんなんあるんですか?(驚)

「場末の事業所」で構わないんでしたら・・・一助になれば ご協力致します。

元々、「おきざり」「放置」状態・・・(ハッ! アカンアカン!そんな事業所は指定取り消し になる!!)
「ありのまま」と言い換えましょう!(笑)

「医学」そのものの研修 と言うより 「対人コミュニケーション」能力の試練場 としての意味合いですよね?

お気楽に申しつけ下さいませ。

Posted by 駆け込み at 2010年05月11日 02:04 | 返信

長尾先生。
長尾先生は訪問看護師やケアマネジャーの強い味方です。
けれど、残念ながら この10年間で
その先生の評価に値するケアマネジャーに育っているかは、自分自身を含めて疑問です。
報酬を上げれば自身のスキルアップのために費やす資金も増えるかもしれませんね。
介護保険制度下ではもっとケアマネジャーが裁量をふるえるようより研鑽をかさねなければと思います。
医師が患者さんと出逢い、診断し、治療にあたる(順序が逆なこともありますか、?)くらいに
わたりやすく、迅速で、そしてその方に有益な介護保険でありたいと思っています。
などとエラそうに申し上げていますが、
わたし自身は実地指導や市町村の適正化事業にビビりまくり、
深夜遅くまでチェックされないようせっせと書類作成している情けないありさまですが。

Posted by カミムラクミコ at 2010年05月16日 06:02 | 返信

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