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素晴らしい家族がいる最期の風景
2010年05月11日(火)
毎日のように、ヒトの最期に立ち会います。
次は自分かな、自分かな?なんて、思いながら。
5月に入って、はや4人目の看取り。
素晴らしい家族がいる最期の風景に、癒され(?)ます。
子供たちはもちろん、その配偶者も思いきり泣いています。
しかし、私が話せば、泣き笑いに変わります。
彼らと付き合いはじめて、1ケ月半。
抗がん剤をしていたがん拠点病院の主治医には、
在宅開始時に、「在宅をはじめましたよー」と、手紙を
出しましたが、返事はなし。情報はゼロ。
今度は「自宅で亡くなりましたよー」と手紙を書いても
返事はゼロ。
「在宅医や在宅医療なんて、まやかしに過ぎない」、と、
がん拠点病院のエライお医者さんたちは信じている。
在宅医療をしない開業医も、そう思っている。
しかし、そんなことは、ナーイ!
在宅にこそ、本当の、医の道、看護の道、がアール!
それにしても、家族は財産。
でも、天涯孤独の独居も大好き。
自分自身を見ているような気がする。
しかし、私が話せば、泣き笑いに変わります。
彼らと付き合いはじめて、1ケ月半。
抗がん剤をしていたがん拠点病院の主治医には、
在宅開始時に、「在宅をはじめましたよー」と、手紙を
出しましたが、返事はなし。情報はゼロ。
今度は「自宅で亡くなりましたよー」と手紙を書いても
返事はゼロ。
「在宅医や在宅医療なんて、まやかしに過ぎない」、と、
がん拠点病院のエライお医者さんたちは信じている。
在宅医療をしない開業医も、そう思っている。
しかし、そんなことは、ナーイ!
在宅にこそ、本当の、医の道、看護の道、がアール!
それにしても、家族は財産。
でも、天涯孤独の独居も大好き。
自分自身を見ているような気がする。
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この記事へのコメント
>「在宅医や在宅医療なんて、まやかしに過ぎない」、と、
>がん拠点病院のエライお医者さんたちは信じている
...のにもかかわらず、自宅療養が出来るはずも無い状態の患者さんたちをどんどん病院から追い出しているお医者さん達もいますから、矛盾しまくってますよね(ため息)
在宅医療を信じないうえに信用も出来ないのなら、そういう状態の患者さんを無理矢理家に帰すっていうようなことがなぜできるんでしょう? 患者さん達に対する間接的な死の宣告と変わりないように思います。
看護師をしていてホントによかった!と思える瞬間は、お医者さん達に言いづらい、もしくは言えない本音を患者さんが打ち明けてくれる時です。嬉しい反面、時にこちらまで絶句して怒りや悲しみに苛まれて、どうしようもなくなるときもあります。
以前、身寄りの無い80歳の患者さん(下半身不随で車椅子生活)が無理矢理退院させられ部屋を出られる時に、医師から手渡された退院書類に目を落として、ぽつんと一言
『これ、さっさとあの世へ行くための特急切符やなあ。。。』
と、本当に辛そうな目をして言われたんです。
返す言葉など、当時の私にはとても見つからず。。。
いまでも思い出すたびに涙が出ます。
わたしも、在宅にこそ本当の医の道、看護の道、があると信じていますし、それこそが原点であり、これからの医療にとっての回帰点だと思っています。
だから長尾先生、頑張ってくださいね!応援しています!
Posted by *snowflake* at 2010年05月11日 03:20 | 返信
snowflakeさんが書かれた患者さん、「あの世に行く」ことより、「あんたがあの世に行っても関係ないよ」と思われていることが辛かったのではないでしょうか?
家族に囲まれての安らかな旅立ちも素晴らしいですけど、メディアでの孤独死悲惨視はどうにかならないものかなあ、と思っている私です。
今一人暮らしなので、木村拓也氏のニュース以後、家族に毎朝「お元気写メール」を送信しています。朝寝ぼけまなこで、「下書き」に何通か作成してある花などの写真を本文なしで送信します。内容より「送信」行動が大事なので。
死後腐っていくのは困りますが、すばやく発見してもらえればそんなに迷惑かけないし、誰でも(家族と一緒に暮らしていたとしても)一人の突然死はありえます。
孤独死しただけで、その方の尊厳まで貶めないで下さい。マザー・テレサの活動を心から敬愛してはいますが(カソリックです)孤独死を悪い事のように卑下しないでほしい。自分に起こっても受け入れようと覚悟しています。
でもそのためには、も少しお掃除をマメにしないと恥ずかしい結果に!!!
Posted by 梨木 at 2010年05月11日 04:39 | 返信
院長先生は何だか「医龍」の物語の朝田先生を
イメージいたします。病院の運営などなどより、
現場の声を聞いているという感じを私はシンクロ
いたしました。
「余命1ヶ月の花嫁」の千恵さんは、テレビでし
か失礼ながら見ていないので、失言あるかもしれ
ませんが、もし病院で闘病するのではなく、在宅
医療にしていれば、どういう感情な気持ちになって
いたのかなぁーと思うことがあります。
病院は痛み止めを打って、患者さんが落ち着いたら
かなり病室内では自由なようですが、あいにくある
物と時間は限られてて自由が無いように思えるので
在宅にしていれば、深夜ででもドラマ見たり、彼を
一緒にもっと長く居れたのかなぁーとか想像してし
まいます。でも私の場合は家族が忙しいので在宅医療
は難しいように思えます。なので環境はさまざまなの
で、院長先生の主張も今は厚い壁に立ちはだかっている
だけなのでは?と思います。病院もやはり運営があって
こそ良い病院になるのだと思いますので、院長先生の
お考えもそのうち現状が成り立てば、皆さん、理解を
していただける日がやってくるのでは?と思います。
なので院長先生、今後もどうか目標に向かって達成を
していってください。
Posted by st**yminmin at 2010年05月11日 08:55 | 返信
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