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下村伊一郎教授を囲む会
2010年05月16日(日)
今夜は、大阪大学内分泌代謝内科の下村教授の
就任6周年をお祝いする会がありました。
彼が、アデイポネクチン、という重要ホルモンを発見し、
肥満研究が一気にメジャーとなりました。
就任6周年をお祝いする会がありました。
彼が、アデイポネクチン、という重要ホルモンを発見し、
肥満研究が一気にメジャーとなりました。
昭和61年、大阪大学第二内科胃腸膵研究室に入局したときに、
横の研究室では、松澤佑次先生が肥満の研究をしておられました。
その時、内臓肥満と皮下脂肪型肥満の概念が発見されました。
また、そのころ、下村先生が[アデイポネクチン」という脂肪細胞から出る
重要なホルモンを発見されました。
当時、脂肪組織がホルモンを出しているなんて誰も考えていませんでした。
「脂肪組織は、実は人体最大の内分泌臓器だった!」
この発見から、動脈硬化の研究がパラダイムシフトしました。
私も第二内科に5年間在籍していましたので、学会予行などで
肥満研究について耳学問で詳しくなりました。
内臓肥満に焦点をあてた検診が、なにかと評判の悪い
特定検診です。
これは、尼崎の野口緑保健師が発端となって出来た
医療費抑制のための国家制度です。
メタボは、阪大第二内科で生まれ、
メタボ検診は、尼崎市で生まれた。
両方を横目で眺めてきたのは、私だけ?
ということで特定検診には、なんとなく責任を感じます。
下村教授はまだ40歳代の若さ。
基礎の教授時代を含めると、教授歴8年です。
これから、まだまだ活躍しそうな予感。
彼を囲んでの四方山話に盛り上がりました。
横の研究室では、松澤佑次先生が肥満の研究をしておられました。
その時、内臓肥満と皮下脂肪型肥満の概念が発見されました。
また、そのころ、下村先生が[アデイポネクチン」という脂肪細胞から出る
重要なホルモンを発見されました。
当時、脂肪組織がホルモンを出しているなんて誰も考えていませんでした。
「脂肪組織は、実は人体最大の内分泌臓器だった!」
この発見から、動脈硬化の研究がパラダイムシフトしました。
私も第二内科に5年間在籍していましたので、学会予行などで
肥満研究について耳学問で詳しくなりました。
内臓肥満に焦点をあてた検診が、なにかと評判の悪い
特定検診です。
これは、尼崎の野口緑保健師が発端となって出来た
医療費抑制のための国家制度です。
メタボは、阪大第二内科で生まれ、
メタボ検診は、尼崎市で生まれた。
両方を横目で眺めてきたのは、私だけ?
ということで特定検診には、なんとなく責任を感じます。
下村教授はまだ40歳代の若さ。
基礎の教授時代を含めると、教授歴8年です。
これから、まだまだ活躍しそうな予感。
彼を囲んでの四方山話に盛り上がりました。
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