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毎日何人のガン患者さんと出会うのだろう

2010年05月19日(水)

毎日何人のガン患者さんと出会っているのだろう。
昨日数えてみたら、約20人でした。
20人それぞれに、それぞれのドラマがあり、話は尽きません。
夜診の最後の患者さんを、調べてみたら進行した「ガン」が見つかりました。
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このはガンセンターかと思う時があります。
それくらい、いろんな臓器のガンが発見されます。
糖尿病の人は油断も隙もありません。

がんもどき理論がありましたが、間違いです。
早期発見がいいことは、経験から感じています。
早期発見は、ふとしたきっかけからです。

風邪で初診して、2回目は腹痛で受診して、
胃がんは無かったけど、大腸がんが見つかった。

このように、風邪がきっかけで、ご縁が出来たために
のちにガンの早期発見につながるケースがよくあります。

がんの相談は、30分以上かかることもあります。
時間が足りなければ、メールでも相談に乗ります。
まるで戦争の同志です。

助かるガン
助からないガン

助からないガンは看取りまですることもシバシバ。

町医者にとって、一見関係なさそうに見えるであろう
「ガン」という病気と、朝から深夜まで向き合っています。

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この記事へのコメント

『糖尿病の人は油断も隙もありません。』どういうことでしょうか?又教えてください。私は糖尿病です。

Posted by 田中正夫 at 2010年05月20日 01:35 | 返信

田中さま、長尾です。
説明不足だったですね。
糖尿病と言うと、「脳梗塞や心筋梗塞」などの動脈硬化病が怖い
と言われています。これはそのとうりですが、忘れてはならないのは
「ガンになり易い」ことです。
機会があれば、ガン検診を受けてください。
腹痛があれば、保険診療で腹部エコーで「膵臓」を診てもらってください。
咳が出るなら、胸部のレントゲンを撮ってもらってください。
「ガンにも注意を」という意味です。

Posted by 長尾 at 2010年05月20日 02:32 | 返信

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