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心室性不整脈へのカテーテルアブレーション治療

2010年05月22日(土)

世話人をしている、第31回武庫川循環器病集会に参加しました。
関西労災病院の三嶋剛先生による
「心室性期外収縮に対して、カテーテルアブレーションを施行した症例」
を拝聴しました。医学は進歩しています。
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基礎疾患のない薬剤抵抗性の心室性不整脈(VPC)に対して、
カテーテルアブレーションで根治しえた1例を報告されました。
大変きれいな症例報告でした。

以下、医療者向けのサマリーです。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

ホルター心電図でVPCが、20%を超えると問題(心不全)となる場合がある。

基礎疾患の有無が重要。

重篤な基礎疾患がある場合と、自覚症状がある場合が
治療対象になる。

日中に多い場合は、β遮断薬を投与する。
虚血のある場合は、虚血の治療を。

カテーテルアブレーションは、
薬剤抵抗性、自覚症状が多いものが適応。
20%以上ののも。
学会でも明確なガイドラインはまだ確立していない。

発生起源からの適応を考えると、
右室流出路起源が多いのか?


メイン講演は、
兵庫医科大学の光野正考先生による
「心房細動の外科治療」でした。

不整脈に外科治療を行う時代になりました。

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