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手術は成功しましたが、寝たきりになり、亡くなりました

ステージ4のがん医療にこそ、地域医療連携の視点を

2010年05月22日(土)

3月に、がん拠点病院でがんの手術を受け、
4月に、家族が勝手に頼みに来て、在宅医療になり、
5月に、家族全員が見守るなか、自宅で安らかに亡くなりました。
手術をしたがん拠点病院の主治医は、まだ亡くなったことを知らないようです。
抗がん剤を中止したことも、なぜ中止したかも知らないようです。

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がん拠点病院の医者は、とても忙しそうです。
抗がん剤治療中の患者さんがひとりぐらい脱落しても
忙しいので、きっと気がつかないでしょう。

がんの手術は一応成功した(?)らしいのですが、
退院後も外来で抗がん剤治療が続けられました。
しかし、ついに寝たきりになりました。

家族がネットで探して私に在宅医療を依頼してきました。
どうやら末期状態のようです。
在宅医療になったことを、がん拠点病院の主治医にFAXしました。
しかし、病院からの紹介状は、最後まで頂けませんでした。

状態が悪化して、ご自宅で大勢の家族が見守る中、
静かに亡くなりました。

亡くなったことを、また、がん拠点病院の主治医にFAXしました。

しかしまだなんの返事はありません。

抗がん剤を中止したことも、
在宅医療になったことも、
亡くなったことも、

3ケ月前に手術したばかりの、がん拠点病院の主治医は知らないようです。

地域医療連携は上から目線だけでは成り立ちません。

病院と地域の共同作業で、成り立つと思います。

ステージ4のがん医療にこそ、地域連携の視点が必須です。


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この記事へのコメント

大病院はまるでベルトコンベアーに乗せて治療をしているかのように見えます。
規格外になったものを見直す暇はないかのようです。
まるで人間がモノみたいに。

Posted by チズ at 2010年05月22日 08:44 | 返信

病院にかかっているのにやりきれない
思いが残る世の中ですね・・・。

私、介護と生命保険との関係がよく
わかりません。末期状態になった際、
かけている生命保険は在宅医療になる
とどうなるのか、「医療・介護なんでも
相談室」に2週間後に相談に行きますので
簡単に教えてください。よろしくお願いします。

Posted by st**yminmin at 2010年05月22日 02:47 | 返信

st**yminminさま
介護保険制度ができてから、公的に認められた要介護度に連動した生命保険のサービスも登場しました。
民間生命保険会社のサービスですから、恐らく独自に取り決めがあるのでしょうが、
基本的に切り離して考えた方が良いように思います。
ただし、要介護5で公的支援を利用したとして 支給限度額いっぱい利用したとして1割負担分(約36000円)は自己負担ですよね。ここにデイサービスやショートステイを利用すると食費等の自己負担分がかかり、結構な金額になります。そこに普通に生活していてもかかる生活費やらオムツ代やらを足すと・・・やはり介護はお金が必要なんです。それを生命保険で保障してもらうってことでしょうか?末期状態、高度障害等も保険会社で個々に定義されています。
身体障害者1級を持っていても一概に高度障害に認めてもらえないようです。
相談に行かれたら、逆にどんな内容(回答)だったか 教えていただきたいです。
的外れな答えでしたら、お許しくださいませ。生命保険会社の友人に確認しますので!

Posted by カミムラクミコ at 2010年05月22日 11:29 | 返信

カミムラクミコ さま
お返事頂きましてありがとうございます。
私の場合はもう既往病があるので保険の更新が出来ず、
昔に入った保険が各社数本あります。それを足して
やっと入院費が一日8000円くらいになります。
他は高度障害はありました。でも切り離したほうが
良さそうなのですね。
母親は、はるか昔の保険1本かけているだけです。
先に母親のことを聞かなければならないのですけど、
私は保険には入れませんが、体調は元気ですが、
これから年をとるにつれて必ずや、そのときがやって
来ると思うので先走り聞いてしまいました。
だいたい、要介護5を受けて利用したとしても、
1割負担額がそれくらいなのですね。
私はあまり学識が無いから難しい内容でしたけど、
概算の脳裏は覚えられた気がしました。
がんばって貯金をしなければならないという感じですね。
私は友達がいないのでご近所で聞く相手がおりませんでした。
教えて頂きましてありがとうございました。

Posted by st**yminmin at 2010年05月23日 12:00 | 返信

みなさま。長尾です。
チズさん、カミムラさん、貴重なご意見、楽しませて頂いています。
このコメント欄に書きこんで頂けることは光栄です。
まして、コメット欄で会話までして頂けるのは幸せです。
みなさま、どんどん、つぶやいてください。
これは、誰が見てもかまわない個人の日記帳です。

Posted by 長尾 at 2010年05月23日 08:00 | 返信

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