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ミックス型のインスリンは良く振ること
認知症かつ在宅医療、でのインスリン治療はどうあるべきか?
2010年05月22日(土)
夕方は、インスリン治療の勉強会でした。
即効型成分が、3割、5割、7割混じったインスリンが出て
それらをどう使うか議論されていました。
オーダメイドインスリン治療と言えば、聞こえはいいけど、
在宅現場でのインスリン治療は、結構大変です。
糖尿病は認知症になり易い。
ということは、認知症でインスリンを打っている人は多いはず。
たしかに多いです。
それも、独居で、目が見えなくて、在宅だったりします。
現在、正解は、在宅医が模索するしかありません。
3回打ち、4回打ちは、年齢がいくほど無理な場合が増えます。
1日2食の人もいます。
独居であると低血糖を起こしてもだれも気がつきません。
そんな中、どれが一番安全なインスリン治療なのか?
難しい命題です。
使うなら、持効型かな?
それとも混合型の2回打ちかな?
帰りに、糖尿病の専門家にいろいろ質問しました。
阪大の第二内科の先生には、やはり聞きやすい。
ベテランの先生には
「長尾先生、どんなインスリンかも大事だけど、混合型は
ちゃんと振ってから、打つように指導することも大切ですよ」
と教えられました。
ますます増加する高齢者、在宅患者さんのインスリン治療。
CGA,QOL,総合診療など新たな視点でのインスリン治療指針を
待っています。
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この記事へのコメント
『CGA,QOL,総合診療など新たな視点でのインスリン治療指針を
待っています。』に書かれているCGAとは何でしょうか?教えてください。
Posted by 田中正夫 at 2010年05月23日 04:27 | 返信
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