夫婦喧嘩や家族喧嘩に巻き込まれたら、２時間は覚悟する

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夫婦喧嘩や家族喧嘩に巻き込まれたら、２時間は覚悟する

2010年06月05日（土）

週末の夜、まったりと在宅医療をしていると、とんでもない事件（？）に
巻き込まれました。夫婦喧嘩や家族喧嘩に巻き込まれると、最低２時間、
運が悪ければ、数時間を覚悟しなければなりません。

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家で病気を診ることは、介護調整を行うこと。
介護している家族の喧嘩騒動に、運悪く巻き込まれると
莫大な時間を取られます。

実際の話、殺人事件に至る可能性があるからです。
過去に数時間、長いもので一晩、関わったことがありました。

昨年は、深夜に、ご家族を保護したり。
そうそう、警察騒動になったこともありました。

今夜も、この１件で、予定していた禁煙イベントとの会食に
参加できなくなりました。
在宅医療をしている限り、しかたありません。

深夜に家に着いて、遅い晩飯を食べようとすると、
ノーマークの在宅患者さんから緊急往診依頼があり、
泣く泣く往診しました。

まあ、在宅医の週末なんて、こんなもんでしょう。

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posted by 長尾和宏 at 23:53 | Comment(3) | TrackBack(0)

この記事へのコメント

院長先生、喧嘩のお立会い、お疲れ様でした。
私もそうですが、私の生き方で学んだ知恵み
たいなものが存在していて、「こうしたら？」、
そうしたら母は「違う、私はこうしたらええと
思う、もっと楽やろ。」などから喧嘩になる事
もしばしば。院長先生の場合は介護という問題
があるからもっと修羅場なご経験されているん
ですね。うまく両方に良い会話を考えなくては
ならない院長先生をお察ししたします。
お疲れ様です。

Posted by st**yminmin at 2010年06月06日 06:42 | 返信

先生、お疲れ様です。数日前より日記の内容が「なんとかしたいけれど、どうしようもない」
事が多いですね、正直ここまで医師が面倒を見なければいけないのか、と思うのですが
ちょうどエアポケットのように誰からも見えない存在になってしまっている方が
先生には見えてしまうのかな、とも思います。
介御、特に認知症が入った身内の介護は今まで愛情があった分、それが憎しみに変わりやすいの
かもしれません。私は介護していた祖母から包丁を持って追っかけまわされました（笑）
どうかお体にだけはお気を付け下さいませ

Posted by 杜若 at 2010年06月06日 09:59 | 返信

杜若さま、長尾です。
ご心配、ありがとうございます。
このブログは、「文句言いブログ」ですから、ごめんなさい。
ネクラで執念深い性格なので・・・

本当は、楽しいこともあるのですが、そいつは
谷口副院長のほうにお任せしました。
長尾クリニックのＨＰに、「ドクターズブログ」が出来ました。
長尾以外の医師が、楽しいこと（？）を書いていく予定です。
時々、そちらもチェックしてください。

Posted by 長尾 at 2010年06月07日 01:30 | 返信