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時々、認知症の夫を叩きたくなる妻
2010年06月15日(火)
認知症の夫を献身的に介護している妻が来院しました。
「エライね。でも、ストレスは溜まりませんか?」と水を向けると、
「時々、イライラして夫を叩きたくなります」と、返ってきました。
「エライね。でも、ストレスは溜まりませんか?」と水を向けると、
「時々、イライラして夫を叩きたくなります」と、返ってきました。
「虐待予備軍」は、すぐそこに、いくらでもいます。
真面目な人の方が、危ないのでしょうか?
同情したくもなります。
こうやって、診察室の中で言えるひとは、
まだ大丈夫だと思います。
言えない大人しい介護者こそ、危ないでしょう。
「西宮のつどい場さくらちゃんに行けばどうか?」
「いや、土曜日の当院のよろず相談室の、
相談相手に相談してみれば?」
介護者への支援の必要性を痛感します。
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この記事へのコメント
先生こんにちは、いつもブログを拝読させていただいてます。
親子、夫婦、そして家族だからといって認知症患者さんに常に愛情を持って
接せられるわけではないですよね。「人殺し」「遺産狙いなんだろう、殺してやる」
などと言われ続ければ、それまで愛情があった分悲しくなり、ストレスもたまると思うのです
「負の感情を良心の呵責なく吐き出せる場」の必要性を強く感じます。
Posted by 杜若 at 2010年06月16日 04:48 | 返信
杜若さま、長尾です。
そうです。人間は感情の動物。
時には吐きだしたり、気分転換も必要です。
そんな中、阪神西宮駅徒歩10秒にある、つどい場「さくらちゃん」の
有難さが、心に沁みます。
Posted by 長尾 at 2010年06月20日 12:35 | 返信
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