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出かけよう在宅へ2010
記念すべき第1回日本プライマリ・ケア学会連合学会レポート
2010年06月27日(日)
東京国際フォーラムで「第1回プライマリ・ケア学会連合学会」が開催されました。
プライマリケア学会や家庭医療学会などが統合された記念すべき第1回大会です。
今朝の在宅ケアのシンポジウムは、「でかけよう在宅へ2010」と題打って、
在宅界の有名人が勢そろいしていました。
太田秀樹先生、和田忠志先生が司会を務められ、中野一司先生、
英裕雄先生、鈴木央先生、そして秋山正子看護師さんらが、
講演されました。
在宅初心者にも分かり易く、「キュアからケアへのパラダイムシフト」の
メッセージが強く伝えられました。
また、薬剤師さんや歯科医との連携についても議論されました。
英先生は、
独居化の進行に伴い、介護力の低下、地域力の低下を指摘され、
死亡診断書の死亡欄に、「病院」でも「自宅」でもない、「その他」(生き倒れを含む)が
急増するだろうと、予見されました。
その中で、在宅専門クリニックの存在意義をあらためてアピールされました。
秋山看護師は、
病院看護師が在宅現場に来た時の、カルチャーショックを
「リアリテイショック」」と呼ばれていました。
病院看護師は、指示待ち医療に慣れているというのです。
確かにそのとうりです。在宅に来ればショックも受けるが、勉強になる。
ビデオでは、75歳の医師が秋山看護師と連携して、100歳の患者さんと
手をつなぐ、「つなぎあう医療」」が紹介されました。
「ひとつひとつの組織は小さくても、つなぎあえば大きな力になれる」と・・・
いつも思うのですが、さすが市ヶ谷のマザーテレサ。
いつも、とてもいいことを言われる看護師さんです。
「いつか尼崎に講演に来てください」と頼んできました。2回目です。
中野先生は、いつものように、ICTを強調され、
「セクリテイよりリテラシー」との考えを示されました。
聴衆も多く、大変盛況でした。
特に、若い医療者が多いことに感動しました。
これで日本の医療も大丈夫!?
いつもそうですが、どこにいても携帯電話が鳴りやみません。
毎週末に、何人かの患者さんが亡くなります。
留守番をしてくれている医師と看護師さんの分も頑張って勉強してきました。
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