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座長は辛い
余命1ケ月の患者の9割が自分の余命を知らない
2010年07月11日(日)
2日目は、二日酔いの中、朝一番のセッションの座長。
それはいいが、一題7分の口演時間は短すぎる。
口演は長いし、質問も長い。座長は辛いものです。
北海道から沖縄まで、7ケ所からの発表のセッションでした。
みんな事情は違えど、同じような気持で頑張っていると実感。
一番印象に残ったのは、岡原氏の「ハグと仮装の話」でした。
パッチアダムスが、彼のお師匠さん。
彼との出会いでハグに目覚めたという。
私は一度も経験無いが、岡原氏は、最初は「勇気がいる」と。
仮装しての在宅医療にも驚いた。
患者も家族もそして医者も、全員仮装している。
瀬戸海の島ののどかな在宅医療がうらやましく思った。
もうひとつ。
千里ペインクリニックの松永美佳子さんの発表が印象に残りました。
毎度毎度ですが、「病院からの紹介が遅い」現実を示されました。
訪問開始時、家での看取りを希望しているものは1割しかおらず、ほとんどは未定。
さらに予後1ケ月になった患者の9割は自分の予後を知らないという現実。
松永さんのお話は、何度聞いても身につまされます。
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この記事へのコメント
ハグって心が暖かくなりそう…
TVで見た欧米のムーブメントでしたが、駅前のような繁華街のようなところに、ハグしませんかみたいな札を持った人達が、「したい」という行き交う人達にハグをプレゼントしていました。
多分ハグの習慣が普通の日常なのに、ずっとする機会のなかった人達にとって、嬉しいギフトだったみたい。ハグの後倖せそうな人が多かったです。見ていて感動しました。
でも自分はやっぱり誰とでもというわけにはいかないなと、心の狭さを思い知らされたのも事実。知りあいで相手が喜んでくれるなら、OKです。
Posted by 梨木 at 2010年07月13日 09:35 | 返信
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