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高齢者虐待と児童虐待

2010年08月13日(金)

お盆だというのに、待合室は超満員。
いったいどうなっているの???
忙しい中、2件の虐待の相談がありました。
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1件は、児童虐待。
学校の先生が、教え子を虐待していました。
子供は、怪我と精神的ストレスで食事ができません。

当然、学校の管理者に通報しました。
親や祖父母も出てきて、対応に追われました。
それにしても、ひどいことをする教師がいるもの。

私自身も、小学校6年生の時に、教師による虐待に会いました。
何も悪いことしていないのに、いきなり投げ飛ばされて、蹴られました。
子供心に死ぬかと思いましたが、死にませんでした。

親にも言いませんでした。
傷は我慢していました。
それで、こんなヒネた性格になったのか!?

今思うと、あの教師は狂っていた。
精神病だったとしか考えらません。
自分のストレスを弱い子供を虐待することで発散していたようでした。

考えてみれば、私は、虐待を受けやすい運命にあるようです。
大人になってから、医師になってからも、虐待のような目にあってきました。
とても恥ずかしい、情けない人生です。

午後は、高齢者虐待への対応、保護システムについて、
行政の方3人と1時間ばかり、話会いました。
民間と行政が「連携」して、対応しましょう、という結論でした。

またまた、連携、でした。

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この記事へのコメント

こんにちは、先生も小さい頃教員に殴られたことあったんですか?
私は小6の時、忘れ物で頭を殴られて4針縫う大けがをしました。教師は軍隊あがりの恐い人でした。
いまでも頭頂部に三日月の傷があり、なんとか隠していますが今後薄毛になっては目立つ
と心配して20年以上前から育毛剤を使用。いまはミノキシジルがイイとかで高いけど予防に努めております。(笑)
 いまは学校の職員室には「体罰は犯罪」と大きなポスターがはってありますね。
けど、どうでしょうか?昔は教師は「偉い人」と親から言われ、学校で先生から叩かれた
なんて言ったら「それは、お前が悪いからだろう?」とさらに親にまで殴られるため親には内緒にしていましたし、体罰は日常茶飯事でしたが「学級崩壊」などなかったです。
 今では教師の威厳は無くなりサラリーマン化してしまったような、、、、

・・・これ、お医者さまの世界にもあてはまる部分がありますか?

Posted by kawasaki at 2010年08月14日 07:57 | 返信

kawasaki さま、長尾です。
やはり同じような目にあったひとがいるのですね。
体罰と虐待は全く違います。
私の場合は、全く何もないはずのに、教師に狙われていました。
成績が優秀すぎたからでしょうか?(笑)
高校3年の修学旅行では、単に夜中の1時に寝ていなかったということで、
数学の教師に、思い切り、殴られました。
「歯を食いしばれ!」と大声で叫んでから。
教師は完全に酔っぱらっていました。
戦争ごっこのやりすぎでしょう。
これも決して体罰ではありません。
その教師が単に狂っていただけだと思っています。
教師の病気も相当なものだと、子供心に感じながら
育ってきました。
彼らには、謝って欲しいと、いまでも思っています。

Posted by 長尾 at 2010年08月15日 01:09 | 返信

長尾先生、お久しぶりです。

私は幸い体罰は経験しませんでしたが、言葉によるモラルハラスメントのようなことはかなりありました。
小学校はまだ良い教師に恵まれたのですが、中学はやる気の無い教師ばかりもしくは生徒の人気取りに必死な教師ばかりでしたね。高校は進学校であったにもかかわらず、ろくな授業も出来ない上に生徒を罵倒する教師が沢山いましたよ。だから学校不信、教師不信に陥り、大学は思い切って海外で飛び出ました。苦労もしましたが、今では正解だったと思います。

だから余計に、新人や研修生を指導するときにアツくなります。『こういうことだけはお願いだからしないで』と言い聞かせながら、厳しく指導に当たっています。でも、良く出来た時は褒めて褒めて褒めまくります(笑)。
あめと鞭を上手に使いこなせてこそ指導者ですから。

今思えば、自分が指導される立場だったときに感じた『こういう指導者がいてくれれば良いのに。。。』という希望、『どうしてこうなんだろう』という矛盾や不安などが本当に生きているなあと痛感します。
別の言い方をすれば、あの頃から全然自分が変わっていないような気もしますが(汗)、指導される人間と目線を同じく出来るということのありがたみを感じて、日々精進しております。

Posted by *snowflake* at 2010年08月15日 03:33 | 返信

お返事ありがとうございました。
終戦記念日でつい思い出しました。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ」
・・・古臭い名言ですが、今後も常にこの言葉を頭におきながら後輩の指導に
   当たっていきたいです。

Posted by kawasaki at 2010年08月15日 09:07 | 返信

あの西区の放置死のお子さんのことを思うとつらくて悲しいです

Posted by おじさん at 2010年08月16日 02:21 | 返信

長尾先生へ。昨晩は、祖母の在宅介護の往診、ありがとうございました。ブログにてこのような意見を投稿すべきことか、どうか、少し躊躇しましたが、老人ホームN荘において祖母が受けた苦痛(骨折)を思うと、怒りが収まらず、多くの人達に知っていただきたく投稿する次第です。先生が、虐待の可能性のあることを示唆していただいたことによって、私もその可能性があるのではないかとの疑念を抱きました。N荘にショートステイに預け、帰宅後発覚した骨折の事故は、N荘側の隠蔽とも思われる、原因究明の放棄、責任所在の曖昧化など、さらに疲労骨折や入所前既に骨折していたという可能性のもの言いなど、特別養護老人ホーム側としてのモラルのなさ、施設の保身とも思える言動・対応に、怒りが収まりません。
祖母の骨折が、ふつうの場合では考えられないようなほど酷い状態であるのに、施設ぐるみで口裏を合わせて、今回の祖母の骨折につながるようなアクシデントは、一切なかったし考えられないとの見解は、大へんおかしいのではないでしょうか。また、N荘の事務長代理のとんでもない発言ですが、祖母に携わった職員すべてが、祖母の足が折れていると認識していたにもかかわらず、ショートステイの責任者の指示でもって何もしなかったとの見解を、どう理解したらいいのでしょうか? いつもなら「介護服のボタン」が外れたということだけで-その外れた原因が施設の方にないことを証明するためだけに-電話連絡してくるのに、今回の、祖母が骨折しているという事実を、どうして家族の方に誰一人として知らせなかったのでしょうか? このことだけでも、このN荘の、入所者に対する扱いの卑劣さに憤るとともに、つい施設員全員の口裏合わせの実態を想像してしまって、絶対許すことはできません! 先生もご存知の通り、祖母はアルツハイマー病がすすんでおり、現在はもう自分の意思を他者に伝えることが困難になっております。ものが言えない高齢者であることをいいことに、外部から閉ざされた老人ホームの施設の中で、その職員たちが、もし虐待をしているという可能性があるのならば、社会の良心である第三者が、果たして声を上げなくていいのでしょうか! どうか拙い文面をお許し下さいませ。

Posted by 竹中弘一 at 2013年10月22日 07:46 | 返信

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