このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

高専賃に関する難しい相談が多い

2010年09月11日(土)

「よろず相談室」も、少し涼しくなり、盛況です。
高専賃に関する難しい相談が多く、勉強になります。
世の中、まだまだ、知らないことだらけです。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 
高専賃に入居しているが、併設されている介護事業所の
ケアマネやヘルパーと縁を切りたいという相談がきました。

高専賃と介護関係の事業所が、併設されている事例が増えています。
関係が上手く行っていれば問題ありませんが、こじれたら、ややこしくなります。

医療機関と高専賃が併設されている場合も、同じ相談がきます。
主治医だけを変わりたいという相談です。

ケアマネや主治医は、簡単に変えれますが、
住居は簡単には変えれません。

その高専賃には、生活保護なので、一般の半額以下の家賃で
入居させてもらっています。

不足分は、介護事業所の利益で穴埋めするのでしょうか?
複雑そうなビジネスモデルは、私のような素人には理解できません。

生活保護ですが、年金収入が13万円ほどあります。
従って、保護からの支給額は、月額、2000円程度。

それでも、医療費・介護費がすべて無料になる。
賃貸住居にも補助金(?)が付く。

など、特典が多いので、大変助かるとのこと。
この方やご家族は、大変、慎ましい生活をされているようです。

医療機関の高専賃経営は解禁されています。
医療は、非営利ですが、高専賃は営利???
両方合わせたら、医療法人だから、やはり、非営利?

貧困ビジネスなのか、人助けなのか、区別が付きにくくなりました。
よーく見ないと、分かりません。

住居と事業所が一体なのは、一見便利だが、
事業所に問題がある場合、複雑な話になります。




2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

非常に興味深いお話です。我々事業所にもこの手の事業をしないか?と営業がやってきます。
通常の高専賃も問題だと思いますが、今増えているのは「実質高専賃」です。
高専賃の認可を取って睨まれるより認可を取らずボロい社宅等を改装した持ち物件にとにか
くほうり込む。
(聞いた話で確認はしてはいません)

営業トークはこうです。
通常の生活保護であれば住宅扶助が出ます。
この扶助以外に生活費部分である生活扶助で衣食や光熱費や共益費を支払うのですが・・
9平米くらいしかないタコ部屋のような所で市場価格なら2万以下の家賃の所を住宅扶助
の限度額一杯までに設定して、その市場価格と請求している家賃との差額が2万とすると、
その2万分を食事を提供して入居者の生活保護者にリターンするのです。
表向きは住宅扶助で出ているので食費を生活扶助から出さないですむ分遊ぶ金が残るそう
です。
このような状況を監査指導課に相談した事があるのですが、「必要悪なんですよね・・」
と言って動く気配はありませんでした、

なんだかなぁ・・

Posted by 板野 at 2010年09月12日 01:47 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ