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善良なケアマネさん、ごめんなさい
もう美談は要らない
2010年09月10日(金)
今日も、新しく別のケアマネさんの無茶な行動に悩まされてます。
主治医は私なのに、自分の事業所の医師に訪問リハビリ依頼書を頼んでました。
医療と介護が、まるで縺れた糸のように、ゴチャゴチャになっています。
ケアマネの悪口ばかり書いているので、そのうち叩かれるでしょう。
しかし、こんな人たちと、日々、対峙しているのが現実です。
誰かが、本当のことを書かなければ、改善されません。
役人やマスコミやエライ学者は、「そんなことはないはず」と無視します。
でも、日々の現実です。
偶然、昨夜の宴会でも、「ケア会議に呼ばれない」医師が、他にもいました。
全国の善良なケアマネさん、ごめんなさい。
私は、直接、接するケアマネさんについて書いているだけで
大半は、優しい善良なケアマネさんであることをよく知っています。
善良なケアマネさんも私の周囲に沢山います。
しかし、ケアマネ制度そのものが、営利企業のひも付き・客引きに
成らざるを得ない現実を、国はどう見ているのか不思議でなりません。
在宅関係の会に行くと、理想的な在宅、美談の山です。
「成功に学ぶことは何もない、失敗にこそ学ぶことがある」
とは、ジャックニクラウスの言葉だったか。
連携したくても、連携してくれない現実が、確かにあります。
原因は、2つ。
1)営利企業を参入させたこと、
2)訪問看護を介護保険にしたこと
ケアマネさんにモラルを持ってもらわない限り、
医療と介護の連携でなぞ、できないのが現状です。
モラルとは、「利益より人命を優先する」という
医療の世界では当たり前のこと。
介護の世界では、当たり前ではないことがあります。
2)は、訪問介護をすべて医療保険に戻すだけで
簡単に解決します。
これは何十回と主張してきました。
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この記事へのコメント
モラルか・・ケアマネについては同感です。
ケアマネが企業の紐付きに成らざるを得ないのはやはり報酬額の低さにあると言えます。
制度設計を見直して欲しいと切に願います。
Posted by 板野 at 2010年09月11日 09:10 | 返信
板野さま、長尾です。
ご意見ありがとうございます。
たしかにケアマネ報酬は低すぎます。
私は、2倍アップをずっと提唱しています。
ケア会議を廃止して、浮いたお金をケアマネ報酬に
回すという理屈です。
3Kにもめげず頑張っているケアマネさんの悪口を
言うのは筋違いかもしれません。
ただ、ご家族から「こんなケアマネさんをどう思うか?」
と相談されたら、「モラルがない」としか言いようがありません。
私は、昨年、今年と、主任ケアマネ研修の講師に呼ばれました。
これはこれで頑張りますが、一方、
ケアマネさんが、胸を張れるように、報酬と社会的地位が向上
するような、発信を続けたいと思います。
ケアマネさんが、医療再生のカギだと思います。
ケアマネがしっかりする⇒医介連携ができる⇒在宅医療のQOLがあがる
⇒施設か在宅か、自由に選べるようになる⇒医療再生
そのために、書いているつもりです。
今のままでは、上手く行っていません。
改善の余地が沢山あると考えています。
Posted by 長尾 at 2010年09月11日 01:18 | 返信
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