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外交に「哲学」を

今週、内政と外交の両方で、検察の汚点

2010年09月26日(日)

今週は、2つの大きな検察の汚点を知ることになった。
主任検事によるデータ改ざん事件と、中国人船長解放に関する諸手続きについて。
この2つの問題点は、サンデル教授の講義を受ければ、リカバリーできる可能性がある。

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検察といえども、やはり人間のやること。
今回の一件は、氷山の一角だと、私は思う。
腐敗は、想像以上に深いのだろう。

データ改ざんは、自分の利益、組織の利益のため。
検察官も欲望に負けた。
これは人間の性なのか。

一方、中国の船長の解放は、
日本の司法の手続きを無視していたのでは?
超法規的な政治判断だったのか?

それならそれで、総理が分かり易く、そう説明すればよかった。
あいまいな中での、釈放劇。
中国に対してではなく、司法と行政は、日本国民を裏切ったように感じた。

国際問題の方が、検察の責任が思い。
問題をより複雑化させたのではないか。
今後が思いやられる。

検察の汚点。
3権分立の否定?
密室政治の再来?

今こそ、サンデル教授の「正義」の議論をすべきでは?
国会議員全員で、一度でもオープンに議論すべきだった。
もちろん外務官僚は、オープンに議論すべきだった。

一国民の素朴な疑問として、
なぜ、菅総理は、NYで中国との対話を呼びかけなかったのか?
その対話を、NYという国際舞台でやって欲しかった。
対話を呼びかける勇気すら無かったのが、悲しい。

外交に、「哲学」を!!!

今こそ、
・国内の総力を挙げての議論
・中国に「議論」の呼びかけ
・世界が見守る中での「議論」
を行うべきではなかったのか。

オープンな場での議論をしないまま、よからぬ方向に
向かうのは、現代政治の在り方ではない。
こんな議論こそ、可能な限り、オープンでやるべき。

いっそ、サンデル教授にお願いして、検察首脳と閣僚全員を招集し
1週間ぶっとうしで、東アジアの「正義」に関する議論をしてほしい。
それをNHKで、放映すべきだ。

国家の一大事ではないのか?
国民全体で考えるべきだと思う。







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