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夜診の最後は難問連続
2010年11月30日(火)
夜診は、終わりになるほど、すごい患者さんが来られます。
今夜のフィニッシュは、肺炎、膝の水、血便、でした。
時間外に来られる患者さんは、本当に、重症ばかり。
今夜のフィニッシュは、肺炎、膝の水、血便、でした。
時間外に来られる患者さんは、本当に、重症ばかり。
患者さんにも都合があります。
生きていくために仕事を一生懸命して
なんとか抜けて病院にたどり着くのが、19時過ぎ。
半年前から症状があったり、
動けなくなってから来たり、
「なんでもっと早く来ないのか?」と、思います。
看護師も技師も事務員もすべて遅くなります。
何より充分な検査や治療がやりにくくなります。
まあ、それでもやりますが。
検査結果がまた重症。
肺炎だと、CRPが30を超えている。
しかし、経済的理由や介護者であったりで、入院も出来ない。
結局、外来で治す症例が多くなる。
必要な検査をして、点滴治療をすれば、高点数となり、
高点数=悪とのもとで、行政から取り締まりを受ける。
患者さんにいいことをしても、行政には全く評価されない。
逆にやればやるほど、怒られる。
まあ、もう気にするレベルではないが・・・
一人の患者さんは、明日から海外出張だと言う。
朝一番に、関西空港に行かねばならないので
今ここで、すぐに治して欲しいと、無理難題を言われる。
出張できないと会社が潰れると泣きつかれる。
本当に困った話だ。
患者さんは、医者は魔法使いだと思っているようだ。
入院させたいが、その病院も見つからないし、患者にはお金も無い。
ソロソロと外来で治療して行く症例が多い。
在宅医療をしている関係上、外来と入院の壁はそんなに高くない。
「自宅に5日間だけ入院してください」と説明して、
毎日、朝晩点滴に来させて、外来で治す肺炎も多い。
安全に治れば、どんな方法でも構わない。
毎晩、こんな難問とニラメッこしている。
生きていくために仕事を一生懸命して
なんとか抜けて病院にたどり着くのが、19時過ぎ。
半年前から症状があったり、
動けなくなってから来たり、
「なんでもっと早く来ないのか?」と、思います。
看護師も技師も事務員もすべて遅くなります。
何より充分な検査や治療がやりにくくなります。
まあ、それでもやりますが。
検査結果がまた重症。
肺炎だと、CRPが30を超えている。
しかし、経済的理由や介護者であったりで、入院も出来ない。
結局、外来で治す症例が多くなる。
必要な検査をして、点滴治療をすれば、高点数となり、
高点数=悪とのもとで、行政から取り締まりを受ける。
患者さんにいいことをしても、行政には全く評価されない。
逆にやればやるほど、怒られる。
まあ、もう気にするレベルではないが・・・
一人の患者さんは、明日から海外出張だと言う。
朝一番に、関西空港に行かねばならないので
今ここで、すぐに治して欲しいと、無理難題を言われる。
出張できないと会社が潰れると泣きつかれる。
本当に困った話だ。
患者さんは、医者は魔法使いだと思っているようだ。
入院させたいが、その病院も見つからないし、患者にはお金も無い。
ソロソロと外来で治療して行く症例が多い。
在宅医療をしている関係上、外来と入院の壁はそんなに高くない。
「自宅に5日間だけ入院してください」と説明して、
毎日、朝晩点滴に来させて、外来で治す肺炎も多い。
安全に治れば、どんな方法でも構わない。
毎晩、こんな難問とニラメッこしている。
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