いろんなお叱りも受けた。
もっと地元の自営業者との交流をしてほしいと。
工事などの時は、地元の業者を利用してほしいと。

しかし、多くの人から誉めてもらった。
年中無休が、地元に安心感を与えていること。
在宅医療の良さが、地元に浸透してきたこと。

何より嬉しかったのが、半年前からやっている
「医療・介護よろず相談室」を誉めてもたっらこと。
みんなその存在を知っていて、いざとなったら行こうと思っていると。

健康保険料が未納のひとが増えている。
介護保険未納や年金未納のひとも増えている。
それでいて、生活保護にもならないひともいる。

そんな本当に困ったひとには、この「よろず相談室」を
活用して欲しい。
診察が必要ならどうぞ。

健康保険が無くて、かつ、お金が無い方は、無料で診察します。
検査も無料ですが、調剤薬局では、たぶん実費がかかります。
そうそう、往診も無料で行います。

無料と言うとインチキ臭いから、
ボランテイアと言いましょうか。
まあ、石黒大圓さんのように、困っているひとを助けたい。

健康保険のある人の、窓口負担金をまけるのは、１０円でも違法。
しかし、保険の無い人は、自由診療だから、いくらでもいい。
もちろん無料でもいい。

地元のひとたちに、やっと評価されたことが一番嬉しかった。
１６年もかかった。
深夜、帰り道、もっともっと頑張ろう。と決意した。

よく、「地域医療に貢献したい」と言われるが、昔は正直、意味が分からなかった。
１６年たって、やっと、「地域に貢献する」という意味が少し分かったような気がした。