在宅に興味がある看護師さんは、やはり、１％くらいだろう。
実は、医師も同じ程度だろうと思う。
100人に1人くらいしか、興味を示さない。

尼崎の医師会には800人位の医者がいる。
在宅関係の会を開催すると、来られる顔ぶれはだいたいいつも決まっている。
関係者を除くと、数人程度。すなわち、１％。

病院で難しそうなことをしている医者の方が、ＴＶドラマのようで恰好いい。
真夜中に寝ぼけ眼で、駆けつけるような、アナログ医療には、若い医者は興味がない。
私も若い時なら、同じように感じたかもしれない。

この１％という数字。
医師も看護師も、これが現実。
数字は正直だ。

しかし、この1％であるが、潜在的には、３～５％だとも思っている。
それくらいはいるだろう。

この数字が、マインドとして広がり、５０％を超える日はいつか？
案外早いだろう。
2～3年後には、超えているかもしてない。

大きな変革が起こる。
多くの医療者は、全く気が付いていない。
もちろん患者さんもあまり気が付いていない。

そのとき、在宅医学＝最新医学として、認識されるのか？

今回の、１％という数字に、妙に納得した。