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子宮頚がんワクチン、新規接種は一時凍結
2011年03月05日(土)
子宮頚がんワクチンの供給が不可能になったとの連絡があった。
今日から、新規のワクチン接種は、一時凍結しなければいけない。
7月ごろには供給再開されると言うが、なんでこうなったの?
今日から、新規のワクチン接種は、一時凍結しなければいけない。
7月ごろには供給再開されると言うが、なんでこうなったの?
ワクチン会社によると、予想より、接種する人が多かったので
供給が間に合わなくなったとのこと。
巨額の税金が助成金として投入されている割にはお粗末な話だ。
患者さんに、昨日まで「早く打ってください」と言っていたのが
明日からは、「少し待ってください」に変わる。
3~4ケ月の辛抱だ。チャンピックスの時もこれがあったばかりだ。
中1から高1の女子は、公費助成が受けれるが、
現在高1の女子は、これでもう公費助成が受けられなくなった。
ちょっと可哀想。
予算措置は3月末まで。
しかし、3月末までは確実に新規患者さんは打つことはできない。
事実上、現在の高校1年生は結果的には「捨てられた」、のだ。
なんでこうなるのか?
製薬メーカーと行政の、「連携」が上手く行っていなかったのだ。
ここでも、「連携」が出てくるが、ワクチン接種事業そのものが「連携」の賜物と言える。
話は全く変わるが、予防接種直後に宝塚と西宮で子供が亡くなり、
医療界では大騒ぎになっている。
これでますます自治体は責任回避のために集団接種しなくなる。
原因究明はもちろんだが、
「無過失保障制度」の早期実現を祈るばかりだ。
PS)
追って、以下の通達が出ました。(3月7日)
供給が間に合わなくなったとのこと。
巨額の税金が助成金として投入されている割にはお粗末な話だ。
患者さんに、昨日まで「早く打ってください」と言っていたのが
明日からは、「少し待ってください」に変わる。
3~4ケ月の辛抱だ。チャンピックスの時もこれがあったばかりだ。
中1から高1の女子は、公費助成が受けれるが、
現在高1の女子は、これでもう公費助成が受けられなくなった。
ちょっと可哀想。
予算措置は3月末まで。
しかし、3月末までは確実に新規患者さんは打つことはできない。
事実上、現在の高校1年生は結果的には「捨てられた」、のだ。
なんでこうなるのか?
製薬メーカーと行政の、「連携」が上手く行っていなかったのだ。
ここでも、「連携」が出てくるが、ワクチン接種事業そのものが「連携」の賜物と言える。
話は全く変わるが、予防接種直後に宝塚と西宮で子供が亡くなり、
医療界では大騒ぎになっている。
これでますます自治体は責任回避のために集団接種しなくなる。
原因究明はもちろんだが、
「無過失保障制度」の早期実現を祈るばかりだ。
PS)
追って、以下の通達が出ました。(3月7日)
現在高校1年の人が無料で接種を受けるには、年度内に1回目の接種を行う必要があ
った。しかし、これらの人については、安定供給が再開されるまでは来年度でも公費助
成を続ける。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110307-00000588-san-soci
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この記事へのコメント
無過失保障制度の早期導入が必要ですね。
何もしないなら何のための医療制度なのか・・
Posted by 板野 at 2011年03月05日 05:06 | 返信
このブログ記事を読んで、昨年の豚インフルエンザのワクチン騒動と同じだと思いました。
輸入ワクチンを接種した日本人は1人でもいたのでしょうか?
Posted by kawasaki at 2011年03月07日 06:27 | 返信
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