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涙の別れ
2011年04月02日(土)
被災地からクリニックの隣に疎開していた8人が、明日、被災地に戻ると言う。
家も病院も流されたので、2ケ月分のお薬を処方した。
別れの挨拶をしているうちに、お互い涙がこぼれてしまった。
家も病院も流されたので、2ケ月分のお薬を処方した。
別れの挨拶をしているうちに、お互い涙がこぼれてしまった。
たった2週間の尼崎での生活はどうでしたか・・・・??
非常に気になる点を、恐る恐る、聞いてみた。
「尼崎の人は、とても温かい人ばかりで感激しました」と言ってくれた。
これはお世辞でも誇張でもなく、本当にそう言って、泣いてくれた。
つい私も泣いてしまった。
私の涙は、家が津波で流されたこのひとたちの心の中を想像した途端
自然にこみ上げてきた。
被災者の方は、異国の地での思わぬ親切が嬉しかったようだ。
「先生のような医者は、私の街にはいません」とも言ってくれた。
しかも、2度も。
この方とは、たった2回しかお会いしていないのに、そう言ってくれた。
震災が与えてくれたこの「奇遇」。
人間、どこでつながるか、分からない。
被災地の方は、純朴で静かだった。
「尼崎に骨休みに来るよう、宣伝しとってな!」
「疎開もええで!とちゃんと言ってね!」
「また疲れたら、いつでも来てね!」
好きなことを言いながら、お別れした。
彼らの幸運をお祈りしながら。
「疎開」は、「移住」ではない。
単なる骨休め。
気軽に、尼の空気を吸いに来て欲しい。
願わくば、被災者に
新幹線の「無料パス」を発行してはどうか?
そうすればお金を気にせず、西日本に移動できる。
おりしも、昨日、我が医局の後輩である、梅村聡議員が、
民主党副幹事長を拝命されたばかりだ。
さっそくお願いしてみよう。
非常に気になる点を、恐る恐る、聞いてみた。
「尼崎の人は、とても温かい人ばかりで感激しました」と言ってくれた。
これはお世辞でも誇張でもなく、本当にそう言って、泣いてくれた。
つい私も泣いてしまった。
私の涙は、家が津波で流されたこのひとたちの心の中を想像した途端
自然にこみ上げてきた。
被災者の方は、異国の地での思わぬ親切が嬉しかったようだ。
「先生のような医者は、私の街にはいません」とも言ってくれた。
しかも、2度も。
この方とは、たった2回しかお会いしていないのに、そう言ってくれた。
震災が与えてくれたこの「奇遇」。
人間、どこでつながるか、分からない。
被災地の方は、純朴で静かだった。
「尼崎に骨休みに来るよう、宣伝しとってな!」
「疎開もええで!とちゃんと言ってね!」
「また疲れたら、いつでも来てね!」
好きなことを言いながら、お別れした。
彼らの幸運をお祈りしながら。
「疎開」は、「移住」ではない。
単なる骨休め。
気軽に、尼の空気を吸いに来て欲しい。
願わくば、被災者に
新幹線の「無料パス」を発行してはどうか?
そうすればお金を気にせず、西日本に移動できる。
おりしも、昨日、我が医局の後輩である、梅村聡議員が、
民主党副幹事長を拝命されたばかりだ。
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この記事へのコメント
無料パスの件、実現してほしいです。
私たちの募金がぜひ先生の案にいかされますよう、願っています。
Posted by ゆうこ at 2011年04月02日 12:34 | 返信
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