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最前線の職員のメンタルストレス

2011年04月05日(火)

被災地で遺体の処理にあたる自衛隊員のメンタルストレスが気になってしょうばない。
自衛隊だから当然、公務員だから当然、医療者だから当然、なんて考えてはいけない。
彼らも、基本的にフツーの人間なのだ。
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業務を淡々と行いながらも、心は深く傷ついているはず。
後で出てくる、メンタル不調が、労働衛生コンサルタント(=私)としては心配だ。
人間の心は、敏感なもの。

毎日、体調不良の患者さんが来院される。
何軒も病院巡りをすた人が、当院に来る。
これは光栄なこと。町医者冥利につきる。

どこまでも深く問診してみることだ。
「警察の尋問のようだ」と相手が起こりだすくらい聞いてこそ、本当の医者。
病気の原因は、職場か家庭にある。


今日の患者さんも、原因は職場にあった。
職業を聞いてもなかなか教えてくれない。
個人情報保護法という壁を破るのも大変だ。

やはり、「年金窓口」担当者だった。
毎日、文句ばっかり言われて、調子が悪くなった。
その人は悪くないので、お気の毒としか言いようが無い。

東電の窓口職員も同様だろう。
関電の人は、明日は我が身と、震えているだろう。
窓口業務は辛いもの。

原発事故の処理に当たる東電職員の被曝後に備えるための
自分の骨髄の保存に関して揉めている。
それを認めれば、危険作業を認めたことになるので、そうしないのか?

東電の企業倫理が問われている。
倫理とは、思いやり。
思いやりがない企業は、朽ちて行く運命。







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