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高田タクシー
被災地限定の無料タクシーを!
2011年05月27日(金)
陸前高田には、たった5台のタクシーしかない。
みんな津波で流された。運転手も犠牲になった。
残った5台が、市民の足になっている。その名も「高田タクシー」。
5月27日(金) 被災地のタクシー事情 長尾和宏
壊滅地区には、電車やバスがありません。
多くのタクシーも流されました。
残ったタクシーがフル回転しています。
行く先々でのお寺で、お葬式が行われていました。
お骨を抱えてタクシーに乗る人を沢山みました。
納骨の際もタクシーだけが、市民の足でした。
流された家を見に帰った人もみなタクシーでした。
少し待たせてから、また乗って帰られました。
壊滅地区には流しのタクシーなど走っていません。
生き残った者は、毎日、やることが沢山あります。
仏事、家財探し、通院、役所通い、買い物・・・
タクシー以外に、市民の足がありません。
一方、地元・関西ではタクシーが余っています。
どこに行っても、空車の行列です。
国が何台か借り上げて現地に送ればどうでしょうか。
被災証明があれば、無料でタクシーに乗れるようにする。
乗り合いでも構わないのです。
どんなに喜ばれるでしょうか。
運転手さんの給料は国が出します。
被災地限定の「国営タクシー」。
被災地の雇用対策にもなります。
JRの無料パス提案を、タクシーにも適応するのです。
移動の確保は住居の確保と並んで大変重要な課題です。
上手く気分転換もすればPTSDや自殺予防にもなる。
どうでしょうか。
不思議なことに、国会議員は興味を示しません。
「移動問題」は経済問題に並ぶと思うのですが。
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この記事へのコメント
高田タクシー:TVで見ました。その時は、古くからのお客さんに喜ばれるタクシー会社の面からしか見ていませんでした。確かに、関西からのタクシー派遣と実現させるための助成制度は、良いアイデアですね。こうした、小さいように見えても、被災者の皆さんにとって大切なことを、一つずつ積み上げていくことが大切ですね。何しろ、これからまだまだ長いです。でも、こうした意見がどうすれば上手く届いていくのでしょうか。本来、政治とは、こうした事の受け皿になるものと思いますが・・。以上
Posted by 小澤 和夫 at 2011年05月27日 09:40 | 返信
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