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南相馬の惨状
2011年06月23日(木)
先日、入院の一部が規制緩和されたと報道されましたが、
南相馬の医療問題はますます深刻化しているように思います。
まさに棄民状態。以下、地元の方からの情報です。
「 南相馬市で205床開くと言っても、急性期、2週間程度の入院患者に限
るそうです。緊急時非難準備区域では、自力退避できない人は入っていけない
そうです。
いつも満床で受け皿となる老健、特老は3年待ちでした。慢性期の療養病
棟、老健、特老が鹿島区でしか認められないので事態は深刻です。鹿島区にあ
る特老は定員50ですが、南相馬から非難した入所者を徐々に戻し80まで入
れると言っていました。先日診療に行ってきましたが大きなホールだった所に
仮設部屋が出来ていました。それでも全員が戻れる訳でなく新規の方の余裕も
ありません。
もともと高齢化が進んでいる地域でしたが、脳疾患、骨折のリハビリ、癌の
ターミナルなど慢性期のベット、施設を必要としている方が切り捨てられています。」
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