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すぐに忘れる「小規模多機能」

2011年06月25日(土)

「小規模多機能」の患者さんに、看護やリハビリが入らないず、困っている。
というか、「小規模多機能」のルールを、すぐに忘れてしまう。
地域の最終的受け皿としてふんばっている「小規模多機能」制度を改善してほしい。
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訪問看護や訪問リハビリが、外から入ると、施設の取り分は減る。
ただでさえ赤字の施設の取り分を減らすことはできない。
患者さんも大切だが、施設も守らなくてはならない。

なんで、こんなことに神経を使わなければならないのか?
それは、制度設計が間違っているからと感じる。
「そんな患者を小規模多機能に入れるからだ」との声もあるかも。

しかし、残念ながらそれは間違っている。
「小規模多機能」が、最後の砦になる場合があるのだ。
身を呈して最後の砦になている「小規模多機能」。

次回の改訂では、この点を大胆に変えて欲しい。

医療と介護の整合性確保。
それが求められる。

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この記事へのコメント

そうなんです・・・
小規模多機能には必ず在宅なんですから福祉用具も訪問看護も必要なのです。
適切な看護やリハビリが受けられないって・・・
小規模多機能なんてケアマネもデイも泊りもみんな同事業所・・・人の眼が入る必要もあり、
そうしたサービスの利用も必要だと思います。

Posted by きみきみ at 2011年06月25日 10:56 | 返信

お疲れ様です。

そうですね、小規模~のイイ事ワルイ事 ひっくるめて「包括報酬」転じて「包括サービス屋さん」になってしまっている現状に一抹の不安並びに憤りを感じています(別に、今に始まった事象ではありませんが・・・)。 また、それが一種の「快感」になってきた我々小規模~のスタッフは、 ある意味「ターミナル~」かも・・・(笑)

ま、先生のご指摘の「介護保 & 医療保」サービスの棲み分け・使い分けを 毎回 「合法的 裏技・算定」を探っています。

例:①福祉用具(介護ベッド・車イス・杖等々)の点数も、馬鹿(いや・・)無駄にはできないので、 事業所の備品として「ボランティア・無償貸与」の形で 少しでも浮いた点数で「医療系サービス」をプランに導入する
②「リハのようなレク・レクのようなリハ」を心掛けて、出来るだけ外部サービスに頼れない処で 介護スタッフ自ら 利用者と日常生活を念頭においた 機能訓練(ぶっちゃけ、ただの 散歩・お遊び??!!)
③ 医療保険 と 介護保険 の併用は、原則 「介護~優先」があるんですが、ある意味「小規模~」の中では あながち「医療~」を先に導入しても ガイドラインとしては 至極混合・・・。故に、「確信犯的」にサービス導入する・・・

逮捕すんなら、 してみろぉ~!  てな 感じですね。

Posted by 駆け込み寺 at 2011年06月27日 09:33 | 返信

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