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キックバックを要求するケアマネ
2011年07月07日(木)
「先生は、ケアマネにどれくらいキックバックするのですか?」
「はあー?」
その先生の周りでは、キックバックが普通になってきているそうだ。
在宅患者さんを紹介するというビジネスになっているそうだ。
あくまで、他府県での話だが。
年間診療報酬の3割が相場だと、教えてくれた。
それを条件に紹介してくれるそうだ。
私はビックリ仰天した。
医師の紹介会社の紹介料は、年収の2割だ。
これも、凄いボッタクリ商売だと思っていたが、
もっと「利回り」のいい口利き商売が、あった!
敢えて、ケアマネの悪口ばかりを書いている。
極々一部のケアマネであることは間違いない。
大半のケアマネは心優しく自己犠牲で頑張っている。
しかし現実に、おかしなケアマネが存在する。
だから、問題なのだ。
主任ケアマネ研修会では、かならず「モラルハザード」の話をする。
世の中、「やってはいけないこと」が存在する、と。
できればケアマネ協会での「ピアレビュー」まで、お願いしている。
●診断をするケアマネ
●在宅看取りなのに勝手に救急車を呼ぶケアマネ
●わざと主治医を呼ばないケア会議をするケアマネ
●勝手に主治医を変えるケアマネ
●キックバックを要求するケアマネ
こんなケアマネは、「医療と介護の連携」の勉強会に誘っても
絶対に来ない。
彼らの「連携」とは、「お金の連携」のことなのだから。
そこに「患者さんの満足」や「患者さんの意思」という
視点は存在しない。
私は、連携は「マインド」でするものと、思うのだが。
こんな私は、子供なのか。甘いのか。
極々一部のケアマネの愚行が、全体の評判を落とす。
これは医師も同じだ。
緊急対応をしない、悪徳在宅医。
高専賃専門なのに、「ザイタク医」。
臓器売買をする医師・・・
医師もケアマネも、同じかもしれない。
可能なら、同業者がこれらを指導する社会であって欲しい。
「警察」や「役所」ではなく、ピアレビューできる組織であって欲しい。
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この記事へのコメント
善を立てるには悪を叩く。
善を引き出すには悪を攻め倒す。
鉄則ですね。
広く世の中に悪の所業を公開して下さいm(_ _)m
Posted by 桜 at 2011年07月07日 11:07 | 返信
ありえる話ですね。
Posted by ゆうこ at 2011年07月07日 01:26 | 返信
うちの近所にもいます。
悪いケアマネは悪い在宅医や悪い福祉用具レンタル業者などを紹介してきます。
うちの母はインスリンが必要にもかかわらず、ケアマネの紹介した在宅医にインスリンを中止後、強制的にアマリール服用にされ、結局低血糖で意識不明になってしまい、その後は服薬も効果の弱いものにされ治療をしてもらえず悪化してしまいました。
医師を変更したら血糖値は改善しましたが、いまだに「○○先生はよかったのだけど…」「訪問看護や在宅医療にしたらいいのに。出かけなくてもいいから楽ですよ」と連呼してきます。
介護依存度を高くして儲けたいんでしょうね。
Posted by まま at 2015年07月29日 12:58 | 返信
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