そのこころは、
「高専賃（コウセンチン）」と、申します。

この高専賃を建てませんか？という勧誘が、毎日、来る。
投資マンションの勧誘と似ている。

「儲かりまっせ！」と、利回り予想（？）も書いてある。
いまどきの医療法人はみんなやっていますよ！なんて。

それに群がる、ケアマネ、ヘルパーステーション、
そして、在宅医、高専賃専門在宅クリニック。

そこでトラぶった患者さんが、大勢相談に来られる。

通常より高い家賃を取り、
患者の人権を無視した子飼いケママネに「囲い込み」をさせて、
都合がいい主治医を、患者無視で、勝手に変えていく。

様々なキックバックもあるのだろう。
利権の温床となっている高専賃。
悪徳在宅医や悪徳ケアマネを放置してもいいのか？

可哀想なのは、患者さんと家族。
詐欺商法にあったり、お金を騙し取られたり、
敷金をだまし取られた患者さんもいた。

警察も役所も動かない。
誰も「臭いもの」は、見たくない。

こんな、「訳のわからん高専賃」は、いっそ
「訳のわかる良質な老人病院」に転向させるべきだ。

いつまでも「必要悪」として放置しておくことは、
医療経済学的にも、国益を大きく損なう。
日本老人の尊厳を大きく損なっている。

私は、尊厳死よりも、尊厳生をと書いてきた。
そこに尊厳のある「生」が、そこに存在するかがポイントだ。

早急に、合理的な「施設のようなもの」に転向させるべきだ。

キーワードは、
●ケアマネの中立性確保ないし、病院のようにケアマネ抜き？
●公的ヘルパーの導入
●小規模ではなく、大規模化　（これは仕方がない）
●しっかりした医療のバックアップ体制

早急に、悪徳高専賃を規制すべし。（優良はそのままでいい）

悪徳ビジネスを規制すべし。

老人を食い物にする業者は排除すべし。

慢性期医療学会の認定病院（日本にまだいくつもないが）を
大いにお手本にすべきだと思う。

日本人の感性からは、
医療と介護を引き離すのは無理。

医療と介護を上手くミックスさせた「施設」を模索すべき。

もはや、待った無し。