- << 訳のわからん高専賃
- HOME
- 胃瘻連携と嚥下の勉強会 >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
PCI後の地域連携パス
2011年07月08日(金)
簡便で実用的なパスが、ほぼ出来上がった。地域連携が一歩推進。
地域医療連携の立場からは、「尼医ネット」に「パス参加項目」が出来る日が近い。
PCI後の連携パスは重要かつ実用的だ。
以下のたたき台に加えて、私の感覚で意見するなら、
1)パスの運用と禁煙宣言(喫煙者のみ)を、
PCI前の承諾書に盛り込む。
2)パスへの記入は、片側方向性のネットで書き込む。
患者氏名は数字化してセキュリテイとする。
IFNのあじさいネット(長崎)をモデルとする。
3)尼崎全域、できれば阪神間と、広域化を目指す。
以下、要約。
【ステント】
・薬剤溶出性ステント(DES)
・ベアメタルステント(BMS)
【PCI後の抗血小板薬管理の注意点】
1 DESは再狭窄率を低減する。
2 現在、遅発性狭窄が問題となっている。
3 2剤併用が標準となりつつある。
4 1年間投与が必要
5 中止する場合は、1剤ずつ切る
【内視鏡時の抗血小板薬の是非】
米国での勧告は、投与中止無しだが、日本では・・・
・米国 全く中止の勧告なし
・日循ガイドライン
ワーファリン 3~4日
アスピリン 7日
チクロピジン 10~14日
・日本消化器内視鏡学会ガイドライン
ワーファリン 3~4日
アスピリン 3日前
チクロピジン 5日
両方 7日
【尼崎PCIの地域連携パス】
【投与薬剤】
・アスピリ(原則生涯)と、
・パナルジン ないし プラビックスと、
・スタチン
【チェック項目】
・禁煙の有無
・タール便
・体重
・LDL(目標100以内)
【受診が必要な場合】
GOT,GPT100以上
CPK 400以上
WBC3000未満
血小板 10万以下
Cr 退院時より0.5以上上昇
K6以上、3未満
【病院受診間隔】
DES 8ケ月後、12ケ月後
BMS 5ケ月後、12ケ月後
- << 訳のわからん高専賃
- HOME
- 胃瘻連携と嚥下の勉強会 >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: