このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

がん患者さんの併診

2011年08月03日(水)

多くのがん患者さんは、病院との併診はいけないことだと思っている。
がんや難病患者さんこそ、近所に往診可能なかかりつけ医を持つべきだ。
今日は、なんと、そんな同じ相談が3人続いたので、書いておこう。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 
「かかりつけ医が病院主治医」なんてあり得ない。
介護意見書を病院の研修医がどうやって書くのか?
少なくとも生活状況を自分の目で見ないと書けないのではないか。

病院と在宅医の併診は、むしろ普通にすべき。
この体制で、外来抗癌剤治療が継続できる。
緩和医療も、在宅医が主体となるべきである。

このことは、「初めての在宅医療」にも、5年前に書いている。(Q2を参照)http://www.nagaoclinic.or.jp/fck/file/hajimetenozaitkuiryo.pdf
現在、がん患者さんの本にも執筆中だ。

あちこちでの講演でも、さんざん言ってきた。

これを知らない、がん拠点病院の医師が多いことが問題。
医学教育、研修医教育の、根幹であると思うのだが・・・

2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

はじめまして。神戸市垂水区のクリニックで今年の4月から在宅医療の勉強をさせて頂いております、岡村と申します。これまで病院勤務で外科医をしておりましたが、在宅医の立場から癌患者様の生活を支え病院との橋渡し的な存在になりたいと思い病院勤務から離れました。
しかし、現実にはがん拠点病院への通院をしながら在宅診療所にもかかっている患者様は非常に限られており、患者様の経済的理由も大きいのではないかと感じています。また、病院主治医としては通院困難となった時点でホスピスへの入院を考えている先生が圧倒的に多い様にも感じます。その背景には、緩和ケアの観点からすると、在宅医あるいは訪問看護師の対応に不安が残るということもあるのではないでしょうか。
今後、在宅医療が癌治療になくてはならない存在となれるように微力ではありますが努力して参りたいと思います。今後ともご指導賜ります様何卒よろしくお願い申し上げます。

Posted by 岡村 新一 at 2011年08月03日 06:39 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ