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自殺の相談
2011年08月17日(水)
忙しい。
世間はお盆だというのに、なんでこんなに忙しいのか。
今日は、自殺の相談だけでも3件あった。
世間はお盆だというのに、なんでこんなに忙しいのか。
今日は、自殺の相談だけでも3件あった。
外来と往診で1日が、あっという間に終わる。
緊急往診は、朝、昼、盤と入る。
寝ていても携帯電話がよく鳴る。
今日だけでも自殺の緊急相談が3件。
これだけはどんなに忙しくても駆けつける。
どんなに時間がかかっても、引き止める。
非合法組織とのトラブルは、役所も相手にしない。
当事者にしてみれば頼るのは私しかいない。
警察と協力して、悩みの解決、自説の引き止めに全力投球。
警察はあまり縁がないところであって欲しいが、
この仕事をしている限り、ご縁が深まるばかり。
あとは、夫婦のトラブルや家族関係。
この手の話も、時間がかかる。
夫婦喧嘩に1時間もつきあう。
自殺はいけない。
自死遺族の自分としては、ライルワークだと思っている。
「今死ななくても、もう少ししたら絶対死ぬからね!」
わけのわからん理屈で、自殺を引き止める。
それでも、死ぬ人が出る。
自殺のサインを出さずに、いきなり死んだ人もいた。
このお盆には、自死されたひとに祈り会話する。
明日の日本慢性期医療協会の理事会のため上京。
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この記事へのコメント
自殺はどの方にもしてほしくない。
私の子は自殺未遂を5~6回繰り返しましたが、今は「あの時、死なんでよかった。」
と言っています。
誰にも相談できずに孤独に自死された方の心を思うと本当につらいです。
どうしたら防げるのでしょう。
私たちがどう動けばいいのか、仲間と話しもしましたが、
表面に出てこられない、潜在されている方を方をどう見つけ出すか・・・と
案は無いです。
人が人を実際には救えると思います。
富士の樹海の森や東尋坊ではボランティアの方々がふらりとやって来られる方を
見つけては話を聞き、引きとめる活動をされていますね。
いったい、私には何ができるのか、いつも考えています。
Posted by ゆうこ at 2011年08月18日 05:01 | 返信
前略
長尾先生、初めまして。近日中にこの命を処分しなければならないと言う心境の中、今の私自身の思いをふと、素直にそのままにインターネットに打ち込んでみました所、先生のページにご縁を頂きました。「今にでも死にたい。」その様に打ち込みました。先生は、幾多の自死志願者の方々に当られましては、どの様して思いとどまらせ、また、諦めずに前進する事の意味を説いていらっしゃいますのでしょうか。不肖の身であり、私自身、自死を望んでいる身の上で大それた事は申し上げられませんが、私は、人の死にたいと言う願望に対しては、もしもその時をやり過ごす、或いは何とか乗り切ったとすれば、そののちの将来に、今自分は死にたいなんて考えもしないよ!と言える様な自身の営みを獲得出来ている様な姿が、人が自死願望から脱っし完全復活を遂げるに至る最も良い形なのではないかと思います。しかし、一度自死を考えるに至るまで追い込まれ、更には力を無くした者が、そこを立ち上がり、再生の道を歩みはじめても、その道のりは大変厳しく、険しく、途上で再び倒れ伏せ、力尽きてしまう事が殆んどではないかと想像致します。しかし、先程述べさせて頂きました通り、死にたいと考えてしまっている人が取り戻すべきは、死にたいなんて今は思いもしないよ!と言う思いに満ちた将来であり、そこに到達するまでの再生の道のりそれこそが、人が一度挫けても、またやり直せるに至る最も大切なプロセスなはずだと思っております。しかし今私自身、なんとかやり直そうと言う思いよりも、もう諦めるしかないという思いの作用の方が優勢で、この命、見殺しにする他無いのだろうかと思い悩んでおります。
早々
神奈川県在住 44歳男性より
Posted by 匿名希望 at 2011年12月18日 08:37 | 返信
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