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最期の場所は「病院」

2011年08月21日(日)

「週刊現代」8月13日号で「著名人100人が最後に頼った病院」が特集されている。
副題に「あなたの病院選びは間違っていませんか」とある。
著名人、世間の人は、自分の死に場所は有名病院と考えているようだ。
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週刊誌のタイトルは分かりやすい。
最近、死や、死生観、終末期の特集が続いている。
団塊の世代が亡くなる時代を前に、切実な課題だ。

しかし、100人とも有名病院で亡くなっている。
唯一の例外として井上ひさしさんが自宅で最期を過ごした
ことが特集の最後で紹介されている。

正直、笑ってしまった。
死に場所まで、ブランド志向?
やっぱり、「日本の死生観はオカシイ」ことが確信できる。

週刊誌だから、売れればいいのだが。
原発風評被害にせよ、終末期医療にせよ
変に煽るのはどうかと思う。

偉いひとは、なかなか自宅で最期を迎えられない。
周囲が許さないのだ。
それを乗り越えるには相当な「意思」が要る。

有名人、著名人でも、そこまでの人は少ない。
しかし、私は何人か知っている。

自らの死に場所まで、マネッジメメントできるのが
真の人生の達人だと思う。

「週刊現代」さん、惜しいので、どうせなら、
自宅であがきながら逝った有名人も特集してください。

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