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「まじくる」の意味
2011年08月21日(日)
最近、私がなにげに多用している言葉「まじくる」についてです。
兵庫県西宮・尼崎周辺で自然発生的に広がっている「造語」です。
梨木さん、気がついていただき、ありがとうございます!
いつか誰か聞いてきれないかな?と思いながら使っています。
最近、ランキングも下がり気味だし・・・(悲)
まじる、
まじわる、
まじわって狂う・・・
そんな感じでしょうか。
>交くる・・・親しく言葉をかわし意を通じる?
>真面くる・・・真剣に(マジに)討論する?
さすが梨木さん。
バッチシ、当たっています。
たとえばこれまでは、医者と患者のあだには壁があった。
医師と看護師とケアマネとヘルパーとの間にも壁があった。
そこには目に見えないヒエラルギーみたいなものも存在した。
しかし、そんなシステムではこれからの時代を乗り越えられない。
役割の差を認めて、乗り越えて、議論してこそ未来が開ける。
これはなにも医療に限らない。
政治もエネルギー問題も経済問題も同様。
少子高齢化の日本を乗り切るのが、「まじくる」。
要するに、立場の差を気にせず、自由に議論すること。
被災地でも非被災地でも、必要なのは、「まじくる」こと。
医療と介護の連携はもう古くなるかも。
連携ではなく、まじくる、こと。
つどい場さくらちゃんの丸尾さんに教えて頂いたこの言葉。
私も最初は、分かりませんでしたが、以上のように使っています。
梨木さまがどんな方か存じあげませんが、
ぜひとも機会があれば「まじくり」ませんか?
PS) 以下、本家本元の丸尾さんから頂いた解説文です。
「まじわる」では、まだ少し、上下関係がにおう(?)ので、「まじくる」って、<ひらたい場でまじわる>を
考えて、「まじくる」という言葉を創ったのでありまして・・・
3年前に「釧路」で「コミュニティハウス冬月荘」という市が応援して造っているいろんな人たちが交わっている
場に呼ばれたときに、これぞ、「まじくる」を連発していると、「それは、関西弁?」と言われたので、「まるちゃん造語」
というと気に入られ、2年前から国の支援を受けて「釧路・地域起業創造センター」の名前が<まじくる>
「さくらちゃん」の本にも、「まじくる つどい場さくらちゃん」西宮の方にも、尼崎の方にも、関西の方に「まじくる」って?
の質問をよく受けるので、「まじくる」は、「関西弁」ではないと思いますんですが・・・
ここのところ、長尾ちゃんがよく使ってくださるので、「標準語」になりそう。。。。。 まるちゃん
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この記事へのコメント
長尾先生
国語力不足の個人の為にお返事いただき、有難うございます。
先生のブログの熱気から読み解いていた語意が、
まんざらはずれでも無かったのが嬉しいです。
>医療と介護の連携はもう古くなる。
>連携ではなく、まじくる、こと。
漢字熟語と和語の違いかもしれませんが
「連携」より「まじくる」は濃くて人間味があって
綺麗事より本音でぶつかりあってやっていこうと
いう意志を含んでいる感じがします。
ある言葉が発生するときは、その言葉が必要とされるとき?
ただどんな世界でも真摯に「まじくる」には
絶対に静かなエネルギーが必要となりそう。
なので、時には休養とお楽しみもお忘れなく。
(玉砕はかっこ良いかもしれませんが、目的を達成できません)
Posted by 梨木 at 2011年08月22日 12:56 | 返信
私の地域では、「まぜくる」と言う言葉があります。
混ぜ合わせる、かき回す、かき乱す時などに使います。同じようなもんでしょうか?
壁がなくなった時にこそ、分かる何かがあるんでしょうね。
Posted by 甲斐 at 2011年08月22日 12:30 | 返信
まるちゃん様のコメントを含め、これぞ個人ブログの醍醐味の一つですね!
ところで、私の地域とはどちらですか?
Posted by 梨木 at 2011年08月23日 10:03 | 返信
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