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主任ケアマネさんに、３時間講演。
町医者のアホな話に頷いて聞いてくれた人が確かにいた。
寝た人はゼロ。

素敵な笑顔に感謝、感謝。
もっともっとケアマネさんのために頑張ろうと、決意を新たにした。
慌てて尼崎に戻り、今日退院したばかりの患者さんに寄り添う。

ごめんね。
講演を優先して、こんな時間になって。
こんな町医者の話を聞いてくれるかな。

１時間話すと、初めてこちらを向いてくれた。
涙が溢れていた。
よほどがん拠点病院で辛い目にあったのだろう。

大丈夫、僕がいるから。
と、恋人に言うようなクサい台詞を吐く怪しい中年医者。
１時間寄り添ってくれたケアマネさんを車で送る。

訪問看護師や事務は深夜まで作業に残っている。

その後、何人かの末期がん患者さんを往診。
土曜の夜の訪問は、どこか非日常。
こっそり、桑田のライブに間にあった。

最高のステージ。
最初から泣きっぱなし。
桑田もあの日から６ケ月、彼の地のことばかり考えていた。

なんという素敵な曲の連続。
最高レベルの舞台芸術。
彼は、病気をして１０歳若返った！

久々にスカッとした気分。
希望と勇気を頂いた。

ありがとう、桑田佳祐