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死体検案が続く

2011年10月15日(土)

死体検案が続いている。
自宅での死に場所は、トイレと浴室。
独居の方は、誰かが発見されるまで、そのままだ。
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発見したヘルパーは、必ず救急車を呼ぶ。
救急車は、警察を呼ぶ。
一番大切な在宅医には電話しない。

検死に、3~4人。
周囲に、3~4人。
合計数名の警察官が来る。

物々しい騒ぎに、近所の人は飛び出てくる。
大変な事件だ。
平穏に死んでも、事件だ。

死んでいることが明らかなら、まず主治医に連絡して欲しい。
これは、全国のヘルパーさんに言い続けてきたが、全く効果が無い。
冊子も必死で配っているが、現場のヘルパーは何も知らない。

警察に聞いてみた。

「警察は必要ですか?」という問いに
「どちらでもいいですよ」というお答え。

要するに事件性があるのか無いのか、だけ。
主治医が見て事件性無しと判断されたら、呼ばなくてもいいというお答え。
やはり呼ばなくても全然いいのだ。





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この記事へのコメント

兵庫県ケアマネジャー協議会研修(私はオープン研修で参加)と宝塚市ソリオでの「尊厳死」についての、ご講義をありがとうございました。私は鍼灸師ですので、「胃婁」を初め、医療については、全く知識が有りませんので、先生のお話は、唯々驚くばかりです。
介護保険も、医療も矛盾に満ちた、混沌とした世界のように感じました。介護保険に於いては、ケアマネジャーの責任も大きいと思いました。ただ、患者さんや利用者さんやそれを支える家族の方々が希望を持って最後まで生きていかれる世の中にしたいと考えます。長尾先生もどうか、ご健康に気をつけられて、これからも、長く皆をご指導下さい。

Posted by 大谷佳子 at 2011年10月16日 11:30 | 返信

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