なぜ、自転車にはこんなに寛容な国なのか？
自転車でも、人にぶつかり大きな事故はたくさん起きている。
自転車だから安全とは、とても言えない。

自転車事故の犯人に、損害賠償が命じられた。
自転車保険に入るひともいるという。
当然だろう。

日本で一番自転車事故が多い交差点、という番組をやっていた。
どこかと思いきや、クリニック近くの交差点が映っていた。
ああ、道理で、自転車がらみの怪我が多いのか。

蛇足だが。

高齢者の車の運転にも、寛容な国だ。
衰弱した高齢者がタバコを吸いながら運転できる国。
パーキンソン病で歩けないのに、車と車いすで自力で通院する患者さん。

ひどい認知症なのに、毎日、車を運転できる国。
睡眠薬を飲みながら運転してもいい国。
９０歳くらいのタバコを吸う運転手のタクシーに乗ったら、もう悲惨。

高速に入ってから、途中で止まった。
そこで、バックしようとした。

｢道が分からない」と。
私は、パニックに。
分からないなら、運転しないで！

自転車と、高齢者の車。
このふたつを、ちゃんと取り締まって欲しい。

何の問題も無い５分の往診者を駐車禁止で
捕まえる暇があるなら、
一方通行逆行の自転車も捕まえて欲しい。

携帯メールしながらの逆行自転車も
タバコの灰を撒き散らす自転車も
ちゃんと取り締まって欲しい。