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「地域医療」という言葉
2011年10月30日(日)
朝のメインシンポの「病院の機能分化の行方」を拝聴した。
一般病床、亜急性期病床、慢性期病床のすすむべき将来像が議論された。
今井重信氏(特定医療法人若林会理事長)
武久洋三氏(日本慢性期医療協会会長)
猪口雄二氏(日本病院協会副会長)
唐澤 剛氏(厚労省大臣官房審議官)
らのプレゼンとデイスカッション。
機能分化が謳われているが、まだまだだと感じた。
地域制によって、機能分化といかないところもある。
また在宅療養支援病院についても武久氏が
言及された。
都市部では、在宅診療所と在宅病院の競合が起こっている。
協働のはずが、競合するのは良くない。
政治介入が必要ではないか?
全員が一致していることは、もはや病院だけでは
受け皿にならない。
一旦地域に帰ってから、地域全体で診る体制ずくりをすつこと。
ただし、独居が増えた現在は、施設介護も重要。
介護3施設の再編、高専賃の規制強化も必須。
医療・介護の連携懇話会で提言することは山ほどあるのがだ。
本気で、連携懇話会を行って欲しい。
昨夜、唐澤審議官にそうお願いした。
「地域医療」という言葉は、30年前からある。
この研究会も30年の歴史を誇る。
しかし、地域医療が完成したことは一度も無い。
むしろ、年々、悪化、複雑化している印象だ。
しかし、「地域医療」は、これからが本番でなないのか?
この30年は、来春からの「地域包括ケア」の準備だったのだ。
そんな気さえしてきた。
医師のみならず看護師、コワーカーとともに
市民と協働するのが「地域医療」。
官僚や政治家にとって、最も大切な勉強会が
この「地域医療研究会」ではないか?
そんな感想を持ちながら、24時間の高知滞在が終わろうとしている。
これから、あの、村木厚子さんの講演。
少子化対策。
村木さん、頑張っている。
帰阪し、民主党大阪府連のパーテイに直行。
梅村聡議員は一足先に帰阪された。
大阪は忙しくなってきている。
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