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社協って何だ?

2011年12月22日(木)

社会福祉協議会。略してみなさん「社協」と呼んでいる団体がある。
どんな団体なの詳しくは知らないが、ここと組むとろくなことがない。
在宅医療の阻害因子だと思う時がある。
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天下り団体?
お役所さん?
恥ずかしながら、本当に詳しいことは知らない。

しかし、ここのスタッフが言うことは、
少なくとも私の常識とは反対のこと。
家族に詳しく解説する気にもなれない。

微熱が出たら、普通は主治医の診察を求めるもの。
社協の看護師さんは、いきなり入院を勧める。

もし脱水なら点滴してくれてもいいようなものだが、
面倒なことには関わりたくない。のだろうか

「点滴は、延命なので、拒否します」
と、主治医でもないのに、勝手に説明。

治療と延命の違いが分かっていない。
点滴=延命とは限らない。

なにせ、難しいこと、ややこしそうなことは、全部嫌う。
在宅主治医の登場前に、病院送りにする。
療養方針を勝手に決める。

家族の想いに、寄り添ってくれない。
自分の都合で、理屈をこねているように感じる。
世の中、「社協を中心に回っている」と思っているようだ。

「社協のひとにこう言われたが・・・」と
相談されることがよくある。
傷ついている介護者の相談に何回も乗ってきた。

昔は、それなりに説明していた。
しかし最近は、社協について説明するエネルギーが無い。
どう説明すればいいのか分からない。

社協と聞くと、もう最初から諦めている。
運が悪かったと、深く考えない癖がついた。

正直、可哀そうなのは、本人と家族。
でも、こんな本心はとても言えない。

もちろんそうではないスタッフも沢山いるのだろうが。
しかし、総じてそのような傾向があるのではないだろうか?

普段、「シャキョウ」の方と会うことはほとんどない。
あくまで「気配」だけの話であるが、いつもそう感じる。

あまりにも価値観が違うので、このブログでカミングアウトしてみた。

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この記事へのコメント

私も社会福祉協議会で介護の有償ボランティアをしています。
始めてもう三年になりますが、社会福祉協議会の活動も地域によってずいぶん違うようです。

こちらの社協は主婦のボランティアで構成されており、医師や栄養士の指示のないケアをしているので、実際膵臓がんと糖尿病を持った方の食事の献立について、抗癌剤治療の為には体力をつける為にたんぱく質を多く含んだ献立と、糖尿病の治療にはカロリーや塩分、糖分の低い献立が必要と思いどちらを優先するか悩んだりしました。
素人判断でやったにしても定期的に病院に行かれているので医師に何か言われたら教えてほしいとお願いし自己判断の調理を続けましたが、結果的には3カ月で10㌔太られたそうで、血糖値も安定が続き良かったのですが実際こわいものがあると思いました。
でもボランティアの方は皆優しく献身的で、介護保険法に縛られることがないのでのびのびとしたケアをしています。

社協も出来れば介護に対するしっかりとした意識をもって、医師と連携をとったケアが出来れば最高だと思います。
ボランティアが主体の活動では難しいと思いますが・・・。

Posted by 桜 at 2011年12月22日 10:12 | 返信

あ、そうなんですか?私も良く知らないのです。市や県の外郭団体とも聞いています。でも、私達市民はあまり、多額の寄付もしないので、財政的には半官半民なんでしょう。
或る社協の会合で「○○生命保険の出資で...」と書いてあったので、大企業から大口の寄付も貰わなければ、運営が難しいのかなと思いました。でも、○○生命の件は確かめた訳ではありませんので、私の思い違いかもしれません。
私が思うに、社協と言っても、誰かが指導してる訳では無く、いわば、イワシの群れ、動物の群れのように、群れで動いているだけで、リーダーも何か意図があるわけでは無いのじゃないかと思います。
長尾先生は直ぐ「ケアマネはヤクザに雇われている」なんて仰いますけど、色々なケアマネジャーが居るんじゃないでしょうか?社協の看護婦さんもいろいろいるんだと思います。社協が、長尾先生みたいに、先進的とは思えませんけど。長尾先生が指導してくださったら、皆、そうかと納得するんじゃないですか?先生も、お疲れが出ませんように。

Posted by 大谷 at 2011年12月23日 12:51 | 返信

ガン拠点病院で看護師してます。


うちの病院の医師・看護師は、基本的に在宅医を信用していません。
もちろん、訪問看護も信用していません。

たぶん、勉強不足、世間知らずなのだと思います。
よい在宅医、訪問看護師もたくさんいることを、まったく知らないのです。


でも、在宅医・訪問看護を導入した患者さんで、再入院される率の高いこと!
便が出なかったからといって、何度も脳症出現で、緊急入院。
なんで予防できないのかと思ってしまいます。

終末期にある患者さんを診ながら、忙しいから看取りはできないと断る在宅医。
いろんな在宅医がいるのは分かりますが、おいしいとこ取り?と思ってしまいます。


社協はこの延長上にあるのかな、と思います。


それと、認知症の患者さんは、入院するとろくなことがないと思います。

医師は、検査データが悪いからと退院させず(正常値って個人差があってもいいと思うのですが)、周辺症状が進み…
100歩ゆずって「病気」は治っても、周辺症状が進んで薬を盛られ、「せん妄」で退院できなくなり…。


悪循環です。
看護がタイヘンだから看護師からも嫌がられるし。。


よい在宅医療の現場が増殖していくことを切に願います。
そして わたしもその一翼を担える日を夢見て日々精進していきます。

Posted by 果実 at 2011年12月23日 02:04 | 返信

異なる視点・一面から…です(*^_^*)

>家族の想いには寄り添わない

社会福祉協議会の訪問介護でお世話になっています
本人はもちろん、家族に対しても温かいフォローをして頂いています
ケアの知識・技術なども知ったかぶりでなく、常に前向きに考え、勉強して下さっています

今があるのは「シャキョウ」さんのおかげと、日々感謝して過ごしている家族です

Posted by 美子 at 2011年12月25日 05:24 | 返信

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