ＣＬＣとは、病気や障害があっても地域で暮らしていくことを
支援するＮＰＯ法人で、宮城県に本拠地を置いて活動されている。
むろん、今回の震災のあとは、各地での復興支援に奔走されてる。

石巻市での活動を中心に、気仙沼や福島での活動について伺った。
ＣＬＣは、宅老所を中心としたボランテイア団体だ。
医療保険と介護保険の隙間を埋めるボランテイア活動を行っている。

・仮設住宅は、本当に「地域包括ケアのモデルになり得るか？」
・被災地での介護と医療の連携の現状はどうか？
・老健、特養、高専賃、ＧHの再編はどのように行われるべきか？

などについて議論していたら、午前２時を回ってしまった。

全国の廃校になった小学校や中学校を、老人ケアの施設に
改造するキャラバンもされている。

昨年の３．１１のあの時間は、
神戸学院大学で、ユニットケアの全国学会が開催中だった。
宮城県、福島県からの参加者は、帰郷できず阪神間で足止めをされた。

今年も、３月１０～１１日に同じ神戸で学会が開催される。
行けるものなら参加したい。
ＣＬＣ仙台と、阪神地区の結びつきは昔から非常に強い。

震災直後は、当院からもＣＬＣ仙台に支援物資を届けたご縁もある。
ライドツゲザープロジェクト（積水ハウスとのコラボ）に協力させて頂いた。
９ケ月後のご対面となった。

みなさま、本当に美しい顔をされている。
感動と感謝のひと夜。
いい正月だ。