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寝たきり患者を通院させる大学病院

2012年01月24日(火)

多くの在宅患者さんを診ているが、多くの患者さんが大学病院に通院もしている。
特別な病気もないのに大学病院がそこまで「引っ張る」のはやはり経営のため?
この時期に大学病院に行き何時間も待たされインフルでもうつされたら致命的なのに。
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寝たきりになっても、大学病院が通院させる理由

1 寝たきり状態と知らない。単に車いすで通院していると思っている。
2 仕事をしているふりをするため、外来でつないでおく。
3 在宅医に手紙を書くのはプライドが許さない。
4 なんとなく、切り出せないまま、ここまで来てしまった。
5 また入院するかもしれないので、とりあず通院させておこう。

まあ、全てあたっているかも。

日々町医者として多くの患者さんを診ていて、これだけは、ハッキリ言える。

大学病院で診る必要のない患者さんが、
大勢、大学病院に通院している、ないし通院させられている!

これは事実。

大学病院の外来の一部は機能分化するどころか
町医者化している。

なんのことはない。
政官財の癒着を断ち切る!と息まいていた
政治と同じで、ズルズルベッタリだ。

おまけに3つも4つもの科に通院させられている。
そのたびに、ストレッチャータクシーを呼んだりする。
もしくは、何年間も、家族だけの受診が続いている。

医者から別れ話をしないと、患者さんからは
分かれにくいのが大学病院というもの。

これではいくら医療費があっても足りない。

みんな知っているが、誰も言わない事実。
おかしいことはオカシイ! と書いておこう。


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この記事へのコメント

患者さんの
大学病院または大病院信仰もまだまだ根強いのもあるような気がしてなりません。
とはいえ…お薬をたくさん出す地域の先生もまだまだ多くて、飲まないと言うと
怒られるから怖いという患者さんも…。
かかりつけの先生を見つけるというのは本当に難しく感じます。

Posted by きみきみ at 2012年01月24日 11:43 | 返信

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