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医療費明細書の恐怖
2012年02月04日(土)
数年前から、医療費明細書が保険者から本人に送付される。
しかしそれを見たら、「興奮」する患者群がいる。
認知症患者たちだ。
彼らは、今日、受診したことも全く覚えていない。
だから、何ケ月の前の行動など、全く記憶に無い。
そこに、明細者が届いたら、どうなるのか?
烈火のごとく怒る人もいう。
役所に文句をを言うひともいる。
本人はどこまでも必死なのだ。
役所も役所だ。
一見普通に見えるその患者さんの言い分を信じて
不毛の「捜査」が始まる。
こうしたトラブルを避けるため、子供さんと役所にお願いして
明細書は子供の家に届くようにしてみた。
すると明細書トラブルは、なくなった。
明細書トラブルは、どこでも案外多いと思う。
これが、認知症発見の契機になることも・・・
送付先を変えてもらうだけで解決するのだが。
だから、何ケ月の前の行動など、全く記憶に無い。
そこに、明細者が届いたら、どうなるのか?
烈火のごとく怒る人もいう。
役所に文句をを言うひともいる。
本人はどこまでも必死なのだ。
役所も役所だ。
一見普通に見えるその患者さんの言い分を信じて
不毛の「捜査」が始まる。
こうしたトラブルを避けるため、子供さんと役所にお願いして
明細書は子供の家に届くようにしてみた。
すると明細書トラブルは、なくなった。
明細書トラブルは、どこでも案外多いと思う。
これが、認知症発見の契機になることも・・・
送付先を変えてもらうだけで解決するのだが。
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この記事へのコメント
>>これが、認知症発見の契機になることも・・・
凄い発想! そのとおりだと思います。
困りごとから疾病を発見する思考はさすがにお医者さまですね!
Posted by kawasaki at 2012年02月04日 04:52 | 返信
私は訪問看護をしています。医療費の明細書や、介護保険の明細書が送られてくるたびに、患者さんからこれ何?と聞かれます。そしていつも思うことが、紙の無駄、封筒の無駄、どうしてこのようなものを送るのか・・・患者さんの元にどうでもいい書類が本当によく届きます。日本はまだまだ無駄だらけ・・・
Posted by 石井久仁子 at 2012年02月06日 08:34 | 返信
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