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看護師から在宅医をめざす方に

2012年02月05日(日)

「看護師から在宅医を目指すにはどうすればいいか」という書き込みを頂いた。
看護師さんに「あなたが在宅医だったら・・・」と言うことがよくある。
しかし本当に医者を目指す看護師さんが出てきて、少々驚いている。

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医学部編入を目指すとのこと。
2年短くなるのでいいでしょう。
編入以外でも、医学部の偏差値が下がっているので可能だと思う。

優秀な訪問看護師が、医者になれば日本の医療は変わるだろう。
しかし、訪問看護ステーションのほうが心配ではあるが。
そのような気持ちになるのは、分かる。

・お坊さんから医師への転身
・新聞記者から医師への転身
は、よく報道されている。

だから、看護師からの転身は自然だ。
放射線技師から医師に転身したり、
薬剤師から医師に転身した人が、私の知り合いにいる。

みなさん大成功されている。
並みの医者ではない。
とても優しいのだ。

問題は、学力ではなく、学費ではないか。
常識的には、国公立しか無理であろう。

ただ、私は、自動車製造業(ライン作業)から私立医大に入った。
母子家庭なので、学費も自分で全部稼いだ。
クラブ活動も、2つ(無医地区研究会と準公式野球)させてもらった。

望めば叶う!
という本が、本屋に飾ってあるが、本当だと思う。

問題は、本気で望むか?望めるか?

年をとると意欲が低下する。
だから最大のファクターは年齢ではないのか。
あるいは、体力では。

しかし日野原先生をみているとそれも関係ないように思えてくる。

以上、お答えになったかどうかわかりませんが。


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この記事へのコメント

質問された看護師の方、応援しています。

私は、病院勤務から訪問看護師へ変更を考えています。
特に在宅での看取りというところを考えたいと思っています。
そのためには、理解のある医師の存在がかかせません
色々なところで色々な思いを持っている人々がいるのですよね

Posted by はる at 2012年02月05日 11:25 | 返信

アメリカのTVドラマER救急救命室で、元職看護師のアヴィー.ロックハートや、元消防署の救急救命士の医師が居て、「へえ!幾らアメリカでも、本当に沢山いるんだろうか?」と、半信半疑でワクワクしながら見てました。マイケル.クライントンとか言う、脚本家が癌か何かで、亡くなって、TVも終わったので、残念です。進学校から医学部卒の、お金持ちのお坊ちゃん、お嬢さん医師の中に、実務経験のある看護師さんが医師になられたら、いいなあと私も思います。私の祖母も「昔、看護婦長になって看護婦さん達を管理することになったので嫌になった。」と、良く言っていました。最終目的が婦長じゃなくて、医師になれるんだったら、看護師希望の高校生、中学生も、もっと、増えるでしょうね。勿論、看護師長さんのお仕事も大変重要なお仕事で、やめられたら、大変ですけど。

Posted by 大谷佳子 at 2012年02月08日 12:30 | 返信

私も現在看護師をしていますが、医師になりたい気持ちがあります。
10代の高校生の時期に医学部という選択肢がなかった人もたくさんいる訳で、看護師として患者さんの身近で働きながら医師になりたいと志すようになることは自然なことだと思います。
私も今30歳ですが、もっと専門的に知識を身につけて患者さんを診れるようになりたいと思うのですが、進路に悩んでいます。
看護師経験のある人が医師にチャレンジできる制度があれば、看護師全体の意欲が向上するし、医師が看護師を見る目も変わってくると思います。それは結局のところ患者さんが受ける医療の質が上がることになると思います。
人生の最初の段階で全てが決まってしまうのではなく、全ての人が人間としてより成長していけるような社会制度を作る必要があると思います。

今日本では特定看護師が議論されていますが、アメリカのNPのように高い専門的知識を身につけられる大学院で勉強して、患者さんを診察して治療することもできる医療者になりたいという希望を持ちながら努力したいと思います。投稿者の方もぜひ頑張ってください!!応援しています。

Posted by momo at 2013年01月29日 10:49 | 返信

momoさんへ
私が、鍼灸学校に入学した時(昭和53年)一緒に、入学した女の人は、お医者さんの未亡人で、御子息は、ある私立の医大に、入学していると言っていました。それが、入学試験の(生物、物理、化学)の選択科目の中で、物理を選択して、合格したと言っていました。物理を勉強して医学部に入学できるんだから、看護婦さんの実務経験が何年かあれば、医学部受験資格があっても良いと思うのですが、アメリカでは実際どうなんでしょう?アメリカ在住のメル友に聞こうと思っているうちに、ヘンな事で、喧嘩になってしまって、お互いプッツンです。
予備校で聞いてみたら、何かアドヴァイスをくれるかも知れません。
実際、男性鍼灸師や、薬剤師で、あとから医師免許を取った人も、チラホラいますからね。
若い人は、元気でいいなあ!また何か、良い情報があれば、コメントします。
長尾先生は、看護婦さんは何時までも、かわいい看護婦さんで、居てほしいと思ってるんじゃないかな。また、ゲンコツが飛んできそう...。

Posted by 大谷佳子 at 2013年01月30日 01:04 | 返信

2月3日(日)に、鍼灸学会兵庫地方会に行ってきましたら、婦人科の女医さんが、「不妊治療をするのは良いのですが、統計的に、35歳以上は異常妊娠が多いですから、妊娠、出産を考える女性は35歳までに出産することを、望みます」と2時間以上、連呼していました。
momoさんも、「医師」にはいつでもなれるけど、出産は35歳まで、とのことですから、ご結婚と、出産のほうを、お勧めします。

Posted by 大谷佳子 at 2013年02月07日 01:20 | 返信

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