放射能瓦礫をどこに運ぶ？

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放射能瓦礫をどこに運ぶ？

2012年02月26日（日）

今、橋下氏が大阪に放射能瓦礫を運ぼうと言っている。
実質、放射能被害はないと想像するが、心配なひとのストレスの方が心配だ。
わざわざそんなことをしなくても、他に方法があるはず、だと単純に思う。

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以下は、放射能瓦礫が心配で寝られない人の
意見だ。
不確実性があるため、誰も、真実は予見できない。

放射能が怖いひとが一杯いる。
そのひとたちのストレスを軽減することも大切。
私は、その意味で、今、やることではないと思う。

そんなお金があるなら（瓦礫を大阪まで運ぶお金）
福島のひとたちに現金で配るべきだ。
橋下氏には、ここは再考願いたい。

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今、放射性物質や、六価クロム、ヒ素、アスベストなどを含む瓦礫を
大阪に引き受けようという話になっている。

放射性物質、たとえばセシウムは６００度ちょっとで気化するため、
８００度くらいで焼く大阪の焼却場では、揮発性のものとなって大気中に
放出されます。

９９％フィルターで除去というのは、かなりいい加減な情報で、
実際には、大気への放出は避けられません。

何とか西日本が今回の汚染から比較的被害を免れているのに、
わざわざ大量の放射性物質を運んできて
一般焼却炉で焼却するというのは違法行為であり（環境省自身、認めました）
国土の安全を犠牲にする暴挙です。

一端空気中にばらまかれた放射性物質は、人体に取り込まれ、土壌や水や川や海に溶け込んで、地域で長い間連鎖します。

狭い大阪平野（がれきを受け入れる岩手の六分の一、
人口密度は大阪が平方キロあたり４６００人なのに対して、岩手は８７人。

つまり人口密度５０倍もの大阪にもってきて焼却する、という「利権ビジネス」
を「復興支援」と称してやろうということで、これは危機的です。

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